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TRY家コラム(トライエコラム)

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TRY家コラム(トライエコラム)

ダイワハウスと、オーナーさまと、これから家づくりを始める方をつなぐコミュニケーション情報です。


家事ごよみ 住まいのお手入れ

梅雨時のカビ・湿気対策

ジメジメとした梅雨時は、カビが気になります。カビ発生の原因を知って、風通しをよくし、こまめなお手入れを心がけて予防しましょう。

カビの発生しやすい場所

カビ発生の原因

カビの発生に必要な条件は、「酸素・温度・湿度・栄養分」。これらの条件を断つことが予防につながります。特に湿度が高い梅雨時は、換気や除湿を心がけること。湿度計をおいて普段から湿度を意識しましょう。また、ゴミやホコリが栄養分になるので、こまめな掃除も大切です。

〈カビが発生する4つの条件〉

  • 酸素 … カビは酸素なしでは生きられない。
  • 温度 … 15~30℃
    カビによっては、低温で成長する種類もある。
  • 湿度 … 70~95%
    高湿度になるほど成長が早くなる。
  • 栄養分 … 内装材、食物の食べこぼしなどのゴミ、皮脂、ホコリなどがエサになる。

天候に合わせて湿気対策を

空気が乾燥した天気のいい日は窓を開けて室内の隅々まで風を通しましょう。窓は対角線上に2か所以上開け、家具は壁から離して配置し、風の通り道を確保します。湿度が高い雨の日は、窓を閉めて湿気の侵入を防ぎ、エアコンや除湿器を使って除湿しましょう。

冷房と除湿の違いは?

冷房は温度を下げる、除湿は湿度を下げることを優先する機能。除湿には、温度を少し下げて除湿する弱冷房除湿と除湿の際に下げた温度を暖め直して部屋に戻す再熱除湿があります。再熱除湿は電力を多く使うため、電気代が少し高くなりますが、梅雨時や夜にも体が冷えすぎずにすみます。

場所別カビ・湿気対策

バスルーム
入浴後、壁や床にお湯シャワーをかけて汚れを落とした後、水シャワーで温度を下げます。水滴を拭き取った後、換気扇を回して湿った空気を追い出しましょう。
キッチン
シンクの下はジメジメしやすく、カビや雑菌が繁殖しがち。食料品を置くのは避け、詰め込みすぎない、ゆったりとした収納で風通しよく。時々、扉を開けてこもった湿気を排出しましょう。加熱調理をすると水蒸気が発生するので、調理の15分ほど前から換気扇を回し、空気の流れをつくると効果的。

定期的に、扇風機を使い、押し入れの中の湿気を追い出す。

和室
畳表には結露が発生しやすく、カビの原因になることも。梅雨時の防湿対策は必須です。時々、畳を持ち上げて空き缶をはさみ、風を通しましょう。押し入れは、すのこで風の通り道を確保。朝起きてすぐのふとんは汗を吸っているので、しばらくしてからしまいましょう。


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