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専門家にゴールデンエイジの基礎知識と発達段階に応じた適切な運動について伺いました。

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スポーツキッズ×アクティブ土間のある家 子どもの運動能力を高める”ゴールデンエイジ”とは?

子どもが生まれたら、「運動が得意な子に育ってほしい」と願う方は多いと思います。
では、運動能力はどうやって高めれば良いのでしょうか?その鍵となるのが、6~12歳頃の「ゴールデンエイジ」。
この時期の過ごし方が、子どもの運動能力の向上に大きく影響すると言われています。
今回は、ゴールデンエイジの基礎知識と発達段階に応じた適切な運動について、子ども向けの運動教室
「キッズアスリート」を運営する、株式会社アークアスリートの樋口彰美さんにアドバイスをいただきました。

アドバイス

株式会社アークアスリート
代表取締役/フィジカルコーチ
樋口 彰美さん
プロのアスリートをはじめ、幅広い世代に対してトレーニング・コンディショニングサポートを行う「アークアスリート」代表。2002年に、スポーツで活躍できる子どもを育てる運動教室「キッズアスリート」を開設。スポーツ科学とトップアスリートへの指導経験をもとに、子どもの運動能力を高めるトレーニング法の指導に取り組んでいる。
ARK athlete ホームページ
キッズアスリートホームページ

1. 運動能力は後天的に伸ばすことができる

子どもの体力・運動能力の低下は、かなり以前から問題視されてきました。文部科学省が実施している「体力・運動能力調査」によると、ピークを迎えた昭和60年頃以降は全体的に低下傾向に。平成11年頃からは、種目によっても異なりますが、ほぼ横ばい状態が続いています。

体力・運動能力が低下した要因としては、学習指導要領の改訂により体育の授業時間が減少したことや、学力を重視する家庭が増えたことなどが挙げられます。加えて、公園・空き地などの管理の厳密化により、外で遊ぶ場所が少なくなっていることも影響しているでしょう。さらに最近は、教員の負担軽減のために部活動時間を減らす動きも出てきています。学校と家庭の両方において、子どもたちが体を動かす機会が少なくなってきているのです。

子どもの体力・運動能力の年次推移

50m走

ソフトボール投げ

出典:文部科学省「平成25年度体力・運動能力調査」

上記の調査は、体力・運動能力を総合的に測るものですが、「運動ができるようになる」ことを目標とする場合、体力と運動能力は分けて考える必要があります。体力とは、筋力や心肺機能など体の器官が持つ能力のこと。身長や体重、骨格が影響するため、親からの遺伝に大きく左右されます。一方、運動能力は、走る速さやジャンプ力など体を上手に動かすスキルを指すため、トレーニングを積みさえすれば伸ばすことが可能なのです。

2.黄金の成長期!“ゴールデンエイジ”とは

人の運動能力は、子どもの頃のある時期の運動量・運動習慣で決まると言われています。その時期を「ゴールデンエイジ」と言い、個人差はありますが6歳から12歳頃までの期間を指します。

ゴールデンエイジ理論の前提になっているのが、アメリカの医学者であるスキャモンが発表した「発育・発達曲線」です。これは、身長・体重などの発育を示した「一般型」のほか、「神経型」「リンパ型」「生殖器型」と、身体の各部位や組織の成長度合いを表したもの。このうち運動能力に関係する「神経型」は、12歳頃までにほぼ100%発達するとされています。つまり、この時期までにさまざまな運動を経験して神経を刺激することで、運動能力を向上させることができるのです。

スキャモンの発育・発達曲線

誕生から成熟期までの発育量を100%とした割合

出典:SCAMMON R. E.(1930)The measurement of the body in childhood.

3.3段階で見るゴールデンエイジと適切な運動

ゴールデンエイジ前後の期間、3歳から6歳頃までは「プレゴールデンエイジ」、12歳から14歳頃までは「ポストゴールデンエイジ」と呼ばれます。運動能力を高めるには、この前後の期間も含めた3つのステップで、体と脳の発達段階に応じた適切な運動を行う必要があります。

各段階に共通して言えるのは、さまざまなスポーツに応用できる基礎的な運動能力をバランスよく鍛えることが重要である点です。小さい頃からサッカー、野球などの特定のスポーツ競技に絞ってしまうと、個別の競技スキルは上達しますが、運動能力全体を見た時に偏りが生じる可能性も。中学校や高校で競技を変えた場合に、応用がきかなくなってしまいます。特定の競技に取り組んでいる場合でも、並行して全般的に運動能力を高めるトレーニングを行うことをお勧めします。

プレゴールデンエイジ 3~6歳頃

●遊びを取り入れて楽しみながら運動する

運動の意味や目的を理解すること、集中力を継続させることが難しい幼少期は、遊びの要素を交えた運動を行いましょう。リズムに合わせてジャンプする、じゃんけんをしながらジャンプするなど、楽しみながらさまざまな動作を経験することで、体の動かし方の基礎が身につきます。

ゴールデンエイジ 6~12歳頃

●敏捷性(びんしょうせい)、瞬発力、バランス能力を高める

運動能力は、「敏捷性」「瞬発力」「バランス能力」の3つに大別されます。素早く動く「敏捷性」、瞬間的に強い力を出す「瞬発力」、体のバランスをコントロールする「バランス能力」をこの時期に向上させることで、どのスポーツ競技にも応用できる基礎力が養われます。

「敏捷性」「瞬発力」「バランス能力」を鍛えるトレーニング例

ハイスピードジャンプ 敏捷性

[目安50回]

敏捷性を高めるために不可欠な足首の強さを、ボールを使ってジャンプする動きで鍛えます。地面にかかとを着けないようにすることで、着地時にしっかり負荷をかけることができます。

ボールをつま先から30㎝位前にセット→素早くジャンプしながら足を交互に入れ替える

親子リズムジャンプ 瞬発力

[目安20回]

高くジャンプするトレーニングで瞬発力を鍛えます。ジャンプ後の着地の際はパートナーと逆の動きで足を開閉し、動きを止めないよう連続で行いましょう。

パートナーが足を延ばして座り、間に立つ→足を開閉するタイミングでジャンプ

レッグスイング バランス

[目安10回]

動きながらバランスをとるトレーニングです。軸足がぐらついたり、バランスを崩して倒れないよう注意しましょう。足を前後ではなく横に振ると、さらに難易度が上がります。

軸足を決めて片足で立つ→もう一方の足を大きく前後に振る

※トレーニングは親御さまの責任のもと、十分注意して行ってください。※トレーニングによるケガ、家具や住居の破損には一切応じられません。
監修:スポーツで活躍する子供を育てる運動教室「キッズアスリート」 http://www.kids-athlete.com

ポストゴールデンエイジ 12~14歳頃

●複雑なトレーニング、スタミナ強化を開始

脳が発達し、十分な理解力が備わってくるポストゴールデンエイジからは、複雑な動きのトレーニングが可能です。心肺機能の成長も追いついてくるため、走り込みなどスタミナをつけるトレーニングも効果が表れるようになります。

ゴールデンエイジのQ&A

Q. 筋力トレーニングは必要でしょうか?
A. プレ・ポスト含め、基本的にゴールデンエイジ期の筋力トレーニングはあまり必要ないと言っていいでしょう。骨格系の成長にエネルギーが使われるため、筋肉を鍛えようとしても効果が表れにくいからです。ポストゴールデンエイジが過ぎ、骨格系の成長を一通り終えた後に開始することをお勧めします。
Q. 適切な運動のペースはありますか?
A. 運動能力はやればやるほど向上しますが、子どもたちが疲れてしまったり、無理をしてしまったりしては意味がありません。あくまで運動を「覚えている」最中であり、「鍛えている」わけではないという点を念頭に置いて、その時々の体調と相談しながらペースを決めると良いでしょう。

4.スポーツのプロが見学!「アクティブ土間のある家」

スポーツキッズのいるご家庭や、アウトドアを楽しむファミリーのために、ダイワハウスではマルチに使える土間空間を備えた「アクティブ土間のある家」をご提案しています。玄関、屋外、水回りの3方向から出入りできる土間は、汚れやニオイの気になる用具の収納や手入れを1か所で行うことができ、家事の負担を軽減します。さらに、ロッカーベンチ風の収納や、子どもたちが自由に体を動かせる2階の「キッズスクエア」など、スポーツキッズのやる気を刺激する工夫も詰まっています。
実際に「アクティブ土間のある家」をアークアスリートの樋口さんにご見学いただき、ご感想を伺いました。

●GOOD(1) 天候や時間を気にせずトレーニングできる

「アクティブ土間」や2階の「キッズスクエア」では、雨の日や夜間でもトレーニングができますね。プレゴールデンエイジの期間であれば、ボールなどを使って遊びながら体を動かすのも良いでしょう。

樋口さん

1階の「アクティブ土間」。「収納スペースもたっぷりあって、子どもでも準備や片付けがしやすそうです」

●GOOD(2) 家事負担に配慮されている

洗濯や洗い物への配慮、汚れやニオイを室内に持ち込まない工夫など、スポーツキッズがいる家庭のリアルな悩みを解決するアイデアが随所にありますね。スポーツをしている子どもに、家族のバックアップは欠かせないもの。家族みんなのストレスがない環境があればこそ、子どもたちもスポーツを続けることができると思います。

樋口さん

「わが家も子どもがラグビーをしているのですが、洗濯や洗い物は一苦労です。汚れをリビングに持ち込まずに済むのはありがたいですね」

●GOOD(3) ストレッチなどのコンディショニングに使える

運動後には、体の回復のためのコンディショニングが欠かせません。アクティブレスト(積極的休養)という言葉もあるように、ハードな運動をした分、休養をとって体のケアをすることが重要なのです。存分にストレッチができる室内空間を確保するのはなかなか難しいものですが、広さのある「キッズスクエア」は非常に使い勝手が良いと思います。

樋口さん

2階の「キッズスクエア」。「ホワイトボードを活用したり、テレビを置いて練習や試合の動画を観たり、親子でスポーツを楽しむ空間にしてもいいかもしれません」

まとめ

運動能力を効果的に高めるには、ゴールデンエイジの運動経験が重要です。適切な時期に適切な運動に取り組めるよう、成長に合わせてサポートしていきましょう。ただし最も大切なのは、子どもが楽しんで運動を続けられること。親子でコミュニケーションをとり、子どもの声をしっかり聞いてあげてほしいと思います。スポーツキッズが長く運動を続けていくためにも、子どもとご家族をバックアップする工夫が住まいの中にあるのはいいことだと思います。

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