3つの住宅ローンの特長を理解する
公開日:2014/08/01
住宅ローンの金利は、大きく分けて3つのタイプがあります。それぞれの特長、メリット・デメリットを理解して、住宅ローンを検討しましょう。
■全期間金利固定型
返済期間中、金利が最後まで変わらないので、毎月の返済額も変わりません。将来、市場の金利が上がっても影響を受けません。デメリットは、変動金利型に比べると、金利が高くなるのが一般的です。
■固定金利選択型
一定期間だけ金利が固定され、固定期間終了後はその時点の金利が適用されます。一般的には固定期間が短いほど金利は低くなります。デメリットは、金利が上がると返済額が増えてしまうこと。借り入れ段階では、総返済額がいくらになるか分からないことです。
■変動金利型
借り入れ後、半年ごとに金利が見直されます。ただし毎月の返済額は5年間変わらず、返済額がアップする場合もそれまでの1.25倍が上限になります。
5年毎の返済額の見直しに関しては、金利が上昇した場合、元金がなかなか減らない(最悪の場合、借り入れ期間後に残金が残る)ことがあるので注意が必要です。なお、金利が下がった場合はその逆になります。
メリットは、固定金利型よりも概して金利が低いこと。デメリットは、金利が上がると返済額が増えてしまうこと。借り入れ段階では、総返済額がいくらになるか分からないことです。