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“新”

2018.1.31

室長 瓜坂 和昭

室長 瓜坂 和昭

年末恒例の平成29年の“今年の漢字”は、「北」だった。
北朝鮮、北海道日本ハムファイターズ、キタサンブラックなどが話題になったのが理由らしい。

僕の今年の一文字は“新”としたい。
“新”の漢字の起源は、木を斤った(きった)時に、匂い立つ樹液の瑞々しい香りからきていると司馬遼太郎氏がなにかで書いていた。昔の人は、その瑞々しい香りに命の息吹を感じ、英語で言うfresh・newの意味を“新”という一文字で表現しようとした。その感受性は素晴らしいと思う。
そう思いながら、“新”という漢字を書くと、そこから樹液の新鮮な香りが匂い立つような気がする。

我が家の小さな庭には、モミジの木がある。春には新緑、秋には紅葉に彩られ、目を楽しませてくれているが、日頃の忙しさにかまけて、放りっぱなしにしてしまっている。そこで年に一、二回、プロの植木屋さんにお願いして枝の剪定をしていただいているのだが、単身赴任している僕が、年末久しぶりに帰省して庭を見た時、驚かされた。バッサリなのである。例年になくあのモミジが太い枝までバッサリ。
“こんなにしてしまって大丈夫なの?もとのように戻るの?”
80近いその道一筋の植木屋のおじさん曰く、“大丈夫”らしい。
経験に裏打ちされた絶対の自信に返す言葉もない。

昔から大事にされてきたものを、守って継承していくことは重要である。
しかし、新しいことを想起するためには、古いことに囚われてしまっていてはならない。
思い切って今まで当たり前に思っていたことを、正に“バッサリ”切り捨てる勇気が必要な時もある。
その時、重要になるのは、単なる勘や思いつきではなく、経験に裏打ちされた決断を下すということだ。

僕たちの事業も、取組み始めて早5年が経過した。たくさんの方にお会いして、たくさんの事を教わってきた。
いよいよ“新しい”事を始める時期が到来したと感じている。
皆様が深呼吸したくなる“瑞々しい息吹”を提供することが出来るよう、気を引き締めて、これまでの経験を活かし、大胆に、勇気をもって、舵をとっていこうと思う。
本年もどうぞよろしくお願い致します。

新年にあたって。

  • バッサリいかれたモミジの木

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