- 分譲マンション(プレミスト)
- 北海道
- プレミスト旭川ザ・タワー
- インタビュー
- INTERVIEW
-
富良野は今なぜ
「第二のニセコ」と
呼ばれているのか?不動産のプロフェッショナルが語る、
富良野と旭川の新たな可能性。「第二のニセコ」と呼ばれ、国内外から大きな注目と関心を集めている富良野。 道北エリアの玄関口である旭川の未来に、この街はどのような価値をもたらすのか。 北海道の不動産市場の変遷に詳しい、 日本信達株式会社の石井社長にお話を伺った。

-
日本信達株式会社
代表取締役石井 秀幸
-
2016年、日本信達株式会社を設立。
ニセコに加え、小樽や札幌で不動産事業を展開。
不動産の他にも、幅広い事業領域で活躍している。
富良野エリアの現状と その魅力について
- ニセコの次は、富良野。
多くの人々を惹きつける理由。 - 富良野が「第二のニセコ」と呼ばれるようになったのは、8年前くらいから。ニセコは世界的に評価されているリゾート地ですが、シーズンは12月から3月までの100日に集中していて「100日戦争」とも言われています。冬のラグジュアリーリゾートとして素晴らしいのですが、シーズンが限られているというのが特徴です。一方で富良野は四季それぞれの顔がはっきりしていて、春は雪解けの十勝連峰、夏はラベンダー、秋は紅葉、冬はダイヤモンドダストといったように、季節のアクティビティをまとめて楽しめる「オールインクルーシブ」なリゾート地としての魅力があります。特にここ最近は、海外の方々からの評価が高まってきています。

- 国内外から移動がしやすい、
空港アクセスの利便性。 -
ニセコに一番近い空港は、新千歳空港。移動にはそれなりの時間がかかります。比べて富良野には車で約1時間ほどの距離に旭川空港があり、東京の羽田空港から午前と午後それぞれの便で日帰り移動することができます。また旭川空港は、韓国や台湾などアジアの都市にある空港と国際便で直接結ばれています。飛行機の遅延や欠航につながりやすい冬の発着率に注目してみると、新千歳空港は70%、旭川空港は99%※。オンタイムで移動ができる飛行機の発着率の安定した高さは、インフラ面を重視する投資家にとっての魅力となっています。
※出典:旭川市WEBサイト内「旭川市の概要」

- 魅力を左右する「2時間の壁」。
富裕層のニーズをいかに掴むか。 -
富裕層の方々は、2時間以上かかる移動を好みません。実はニセコがここまで発展したのは、新千歳空港から約2時間で行けるスキーリゾートというのは、世界中を探してもニセコしかなかったという地理的なメリットも大きかったのです。世界にはニセコより不動産価値の高いスキーリゾートはたくさんありますが、時間通りに到着しないバスや電車などを利用して、移動に1日かかるというケースも多いそうです。この「2時間以内の移動」という切り口が、見事に富裕層の人たちとマッチした。ニセコよりもさらに空港との距離が近い富良野は、そんなニーズを満たせる立地特性を備えているのも強みです。
旭川空港 → 富良野スキー場(約46.9㎞)
新千歳空港 → ニセコアンヌプリ国際スキー場(約115㎞)

旭川と富良野の 関係性について

- 距離の近さは大きな強みに。
2つの街が生み出す価値。 -
富良野に不動産を投資する人は、富裕層の方々。富良野に投資した後は、生活環境の整った場所に滞在したいと考える人たちです。特に海外の方からすると、富良野と旭川の「約1時間の移動」という絶妙な距離感はさほどの負担ではない。北海道の第2の都市である旭川からリゾート地の富良野まで、車を使って約1時間。世界中の富裕層の方々からすると、距離の近さという観点で魅力的。旭川は、富良野周辺で快適な都市環境が整った場所です。そんな旭川の価値は、富良野の魅力とともにさらに上がっていくことが期待できます。

- 都市機能の高さがもたらす、
不動産としてのさらなる可能性。 -
医療、教育、ショッピング、それに各種インフラが整っている。東京への交通利便がしっかりと担保されている。そんな旭川の都市としての魅力は、札幌にも決して引けを取らないと考えます。最近ではスキーを目的とするインバウンドの方々が東京から旭川に移動し、富良野でスキーを楽しんで、夕方に東京へ帰るという日帰りツアーも多く組まれているそうで、そのまま旭川に観光滞在する人も多くなってきました。実際に富良野とセットでの観光需要が増えているという点からも、今後の旭川の不動産市場にプラスの価値がもたらされる可能性は大きいと感じています。

- コロナ禍を経て変わる価値観。
ワーケーションの定着と拡がり。 -
富裕層の方々の割合はアジアの中で日本も比較的大きく、その人たちが今コロナ禍を経て求めている環境は、とにかく自然。お金で自然は買えませんから、そこに価値を見出しているようです。実際にコロナ禍の最中から、富良野や旭川をワーケーションの拠点とするために動く投資家は増えていました。ニセコでも、IT系の企業が夏にワーケーション目的で滞在するケースが見られます。東京のマンション市場は高騰化の一途を辿っていますが、比べて旭川はまだまだマーケット全体からは抑えめな価格傾向。近隣の富良野を含んだワーケーション目的での滞在需要にも、着目していくべきではないでしょうか。

旭川の未来と 今後の展望について

- 長年の分析から見えてきた、
ニセコの発展との類似点。 -
2004年からニセコで不動産開発に携わってきて、以来スキーリゾートと近隣駅前の土地の関係を20年間にわたって分析してきました。あらためて富良野と旭川の関係性を俯瞰して見てみると、かつてのニセコと倶知安の関係性と非常に似ていると考えています。富良野のスキー場エリアは、ニセコのヒラフエリアのように地価が急上昇していますが、飲食店や買い物施設の進出はその勢いに追いついていません。そこで注目されるのが、旭川の不動産マーケットです。充実した生活環境が整っており富良野まで約1時間で通勤できる旭川には、ニセコにおける倶知安のように価格帯を問わずさまざまな住まいの需要が生まれてくると想定できます。

- 「プレミスト旭川ザ・タワー」が、 切り拓く未来価値。
-
旭川の駅前立地かつ高層マンションという「プレミスト旭川ザ・タワー」の特徴は、富良野との関係性という観点からも大きな強みになります。インバウンドの富裕層の方々に対しても、確かなインパクトを持って提案できる物件となるのではないでしょうか。やはり富裕層の方々は、高級感や快適性、何と言ってもプライバシーを重視しています。プライバシーをしっかり保てる高層マンションというプロダクトメリットも、旭川のマーケットではアピールポイントとなり得ます。まさに富裕層が求める利便性と快適性を満たす物件であり、将来的な資産価値の高まりが期待できます。

- 都市の賑わいと自然の潤い。
そして、新たなライフシーンへ。 -
旭川は全国的に見ても地価が安く、都市機能にもまだまだ発展の余地が残されています。富良野の地価が2年連続で上昇率1位となった事実は、旭川の不動産マーケットへの注目を一層高め、好影響をもたらすことでしょう。充実したアーバンライフを享受できる旭川と、豊かな自然を身近にリゾート気分を味わえる富良野。都市と自然という相対する二つの価値が交わるポジションから、北海道の新時代の暮らしのスタイルが生まれる未来を想像したいですね。旭川都心の可能性は、富良野とのつながりによってさらに拡がり、明るいものとなっていくと考えています。
