湘南エリア最大級※1の大型分譲マンションとして2021年1月に全街区が完成した「プレミスト湘南辻堂」。約6年の開発期間を経て誕生した2街区・全914邸のマンションには、湘南の自然と文化に育まれながら豊かな暮らしを送っていただくための、さまざまな想いが込められています。
一新した湘南・辻堂を
さらに進化させる新たな「街づくり」
湘南エリアの一画を担う神奈川県藤沢市辻堂は、かつて関東特殊製鋼やソニー、松下電工などの工場が集まる産業発展の場として長い歴史を紡いできた地区です。しかしここ10年の再開発により辻堂のイメージは一新、「リゾートライフを満喫できるシーサードタウン」として、ARUHI presents「本当に住みやすい街大賞2021 in関東ランキング」※2で3位を受賞するまでになりました。
再開発の中心となった「辻堂」※3駅北口の「湘南C-X(シークロス)」には、「テラスモール湘南」「Luz湘南辻堂」「ココテラス湘南」「湘南藤沢徳洲会病院」など、商業・医療・健康の拠点となる施設が次々に誕生。交通の利便性や街並みも整備され、多彩な都市機能が集約された、新たな街に生まれ変わりました。この湘南C-Xに続く大規模な開発エリアとなったのが、プレミスト湘南辻堂の舞台となる「羽鳥一丁目地区地区計画」※4でした。
  • 「辻堂」駅北口の湘南C-Xに程近い「羽鳥一丁目地区」に位置するプレミスト湘南辻堂
    ※AはAQUA Face、FはFOREST Faceを表します。

  • プロジェクト始動時から開発の第一線に立ってきた企画担当者の西村は、当時を振り返ります。
    西村:「羽鳥一丁目地区は日本電信電話公社(現NTT)の社宅跡地で、全体面積は約64,000㎡にわたります。そのうちプレミスト湘南辻堂の敷地は35,000㎡超※5と半分強の広さ。これだけの大規模なマンションを世に送り出すからには、エリアに新たな価値を生み出せるようなものを作りあげたい、と強く感じていました。
    辻堂エリアの街並みを作る上では、近隣にある湘南C-Xとの繋がりは欠かせません。湘南C-Xの建物や街並みのデザインには、湘南らしい白や木目を基調にしながら、これからの藤沢湘南エリアを作りだしていこうとする意欲を感じました。藤沢市が湘南C-Xで実現してきた構想を踏まえ美しい街並みを繋いでいきながら、私たちもプレミスト湘南辻堂で さらに“その一歩先”を行く「街づくり」をしていきたい、という気概が生まれました」
  • 西村:「マンションの構想を描く上で大きなテーマとなったのが、“心が豊かになる暮らしとは?”でした。湘南エリアに移住された方、移住を希望している方が理由として多く挙げるのは、“ご自分のライフスタイルを充実させたい”という想いです。私たちが手がけるプレミスト湘南辻堂も、ただ住棟や施設などの“ハード”だけを作るのではなく、住まう方にゆとりある豊かな生活を送っていただける“ソフト”までをご提供できる物件にしたいと考えました。
    湘南は豊かな海や温暖な気候、風が吹きぬける開放感や降り注ぐ日の光のイメージが感じられ、自然が身近な土地。そして、古くは明治期から新しい文化を発信し続けてきたエリアでもあります。この場所の個性を組み入れて完成したのは【湘南の自然や文化に包まれて、自由に豊かに暮らせる街】。このコンセプトが、プレミスト湘南辻堂の揺るぎない柱となりました」
  • 企画担当者 西村 寅造

“これから”の湘南を体現する、
開放的で明るいデザイン
プレミスト湘南辻堂の2街区「AQUA Face(アクアフェイス)」「FOREST Face(フォレストフェイス)」は、南北に走る中央道路を挟んで住棟をV字型になるように配置。開かれた南の空間には、エントランスやクラブカフェ、クラブアトリエなどの共用部が集まる広場を設け、人がにぎわう空間を作りました。
  • AQUA Face(左)と、FOREST Face(右)。
    約45°に開いた住棟の間には緑の芝生と水辺、共用部が集まる

  • 西村:「住棟を道路と平行に並べるのではなく、角度をつけて配置することで風の通り道が生まれ、街並みに心地よいリズムが生まれるようにしました。湘南C‐Xから続く街並みに変化と潤いを与えながら、楽しく開放感のある風景を演出しています」
  • 西村:「建物や外構のデザインは、茅ヶ崎やサザンビーチなどに代表される従来の湘南のイメージを踏襲するのではなく、海と程よい距離のあるプレミスト湘南辻堂らしく、“これから”の湘南を感じさせるものにしたいと思いました。そこで、スペインなどヨーロッパのリゾートを思わせるドライで洗練された印象を感じさせるデザインを採用。自然のモチーフを多く取り入れ、白を基調に天然石とガラス素材を多用し、シンプルな構成要素で美しく仕上げるよう、一つひとつの場所で丁寧に作りこみを行いました。建物の随所にはアート作品をちりばめて目を楽しませる空間を配置。敷地内のどこを見ても一枚の絵になるような美しい景観づくりにもこだわっています」
  • 海を想起させるブルーグリーンのガラスや、ランダムに入れたマリオンで洗練されたファサードに

  • コーナー部分はガラスボックスをアクセントに。
    バルコニーにはプレキャストの透かしレンガデザインを採用し、風が吹き抜けるイメージを表現

  • レンガ積みで構成した門。高さを変える、
    重ね合わせるといった手法で、間を風が気持ちよく通っていく開かれた印象に

  • 海の波や貝、砂をモチーフにしたメインエントランスには、コンシェルジュカウンターを設置

  • 潮風の流れをイメージした曲線が流れるエントランス。流木を設えたアートが空間を彩る

  • エントランスから住棟に入る通路はあえてクランク状に曲げ、ゆったりと歩く中でメキシコユッカや低木類、石や砂利で作りこんだ中庭を眺められる

  • 住居エントランスにも庇(ひさし)のような梁とデザインウォールを設け、
    独立感のある空間に。上部に開けた明かりとりの窓が爽やかな光と風を呼び込む

  • 個性的なデザインだけでなく、“調和”にも重きを置いたという西村。整備された歩道や四季を感じる並木道など、湘南C-Xの風景を引き継ぐようなシーンも数多く設定しています。
    西村:「敷地の照明計画は、湘南C-Xと同じ照明デザイナーの近田玲子氏に依頼しています。湘南C-Xのイメージを活かし繋げながら、さらに印象的な空間を作るように心がけました」
  • 「海の光 山の翳(かげ)」をテーマに、街の骨格を示したライティング、
    水面への映り込みを活かした照明、アートを照らす照明などで敷地内をドラマチックに演出する

湘南の環境を未来へ繫ぐ、
豊かな海と森のガーデン
湘南の環境を引き継ぎ、より豊かなものにするランドスケープ創出にも取り組んだプレミスト湘南辻堂。エリアを大きく“湘南の海ゾーン”と“湘南の森ゾーン”の2つに分け、樹木をふんだんに取り入れた植栽計画は、湘南エリアで初となる※6生物多様性に配慮した「ABINC認証」を取得しています。
西村:「エントランスに近い南側の“湘南の海ゾーン”は、見た目にも珍しい植栽を多く入れ、芝生や水辺で開放的な空間に仕上げています。一方、北側の“湘南の森ゾーン”は、同じ神奈川県にある丹沢山系をイメージし、在来植生の樹を多く取り入れました。建築前から環境を調査し、土地に合わせた庭づくりを行うことで、湘南の自然を永く未来へ繫いでいく趣向です」
  • 中央の道路を中心に、南と北で趣の異なる2つの庭が広がる

  • 湘南の海ゾーンのガーデン。メキシコユッカなど珍しい植生を入れ、リゾート感のあるアートなエリアを創造

  • 湘南の森ゾーンには花や実のなる木を多く入れ、生物が多く生息し、野鳥が飛来する豊かな庭を目指す

  • 生き物の生息場所となるビオトープを設置。バードパスや巣箱も各地に設置した

  • 桜のスプリングコート、涼しい木陰のサマーコート、紅葉が美しいオータムコート、
    樹形が美しいウィンターコート。折々の自然を感じる4つの庭が点在する

  • 自然と共生する庭として、一般社団法人いきもの共生事業推進協議会(ABINC)の認証を取得

豊かな心と健やかな体を育む、
充実の共用施設
「プレミスト湘南辻堂」には、さまざまな共用部が敷地全体にわたって点在しています。
西村:「心豊かに暮らしていただくためには、ご家族はもちろん居住者様同士のコミュニケーションが不可欠。そこで、共用部を楽しく巡っていただきながら、人が集い交流が生まれるような構造にしています。また、生活を楽しむためには、心身ともに健康であることも重要です。藤沢市が掲げる“スマートウエルネスシティ”の取り組みと連動する形で、お子さんからシニアまで幅広い年代の方々の健康に寄与できる、健康づくり、体力づくりに役立つ機能も取り入れました」

◆人それぞれの楽しみが見つかり、
交流が生まれる場
西村:「住まう方がさまざまな楽しみを見つけられる施設をたくさんご用意しました。行き交う道には自然が感じられるような植栽を施し、敷地内をめぐる楽しさを感じていただけるようにしています」
  • 「湘南の海ゾーン」広場の水辺を望むクラブアトリエ。
    絵画やハンドクラフト、陶芸など思い思いの創作活動が楽しめる

  • アートを通じて交流が広がる、森の中の美術館のようなクラブギャラリー。
    自分の作品を飾る場としても活用できる

  • 紀伊国屋書店がセレクトした本が楽しめるライブラリー。
    ソファゾーンとスタディゾーンのある空間は、読書や勉強、テレワークとさまざまな用途に使える

  • 「湘南の海ゾーン」に面した、木目をあしらった高い天井が印象的なクラブカフェ。
    パンやコーヒー、スイーツなどを楽しみながら心地よいひと時を過ごせる

  • 「辻堂」駅へのシャトルバスの待合にもなるラウンジ。
    水辺の光が映えるブルーグリーンの爽やかな明るい空間

  • 心地よい風を感じながらBBQができる屋上テラス。
    コールマンのアウトドアセットを設置し、家族や親しい友人とパーティーが楽しめる

  • 各街区には、1つずつパーティー&キッズルームを設置。
    キッチン付きで誕生日パーティーや料理教室にも活用できる

  • 遊ぶ子どもたちを見守りながら、おしゃべりが楽しめる空間。
    使い方によって部屋の間仕切りもできる

  • 森の中の庵をイメージさせるような美しい和の空間。
    ゲストの宿泊場所としてはもちろん、茶道や華道の場にも

  • 斜めの天井と白樺の木立をインテリアに取り入れた、山小屋のようなデザインのゲストルーム

西村:「これらの共用部に愛着を持って長く活用していただけるよう、さまざまなイベントプログラムも企画しています。新しい挑戦をすることで、多くの居住者様に一歩先の世界に踏み出す楽しみを味わっていただければと願っています」

◆体を動かすのが楽しくなる、
充実のウェルネス施設
共用部にアリーナ(体育館)、フィットネススタジオ、ウォーキングコース(フォレストフェイスウォーク)を設置。敷地内の各所にも健康器具が設置されており、いつでも気軽に体を動かすことができます。
  • 広さ約280㎡のアリーナでは、バドミントンやフットサル、
    卓球、バスケットボール、ボルダリングなどが楽しめる

  • スポーツクラブNASが監修。有酸素運動から筋力トレーニングまで自分に合った体づくりができる

  • FOREST Faceの外周部を一周するウォーキングコース。
    芝生や水、木陰を廻り季節を感じながらウォーキングができる

  • 西村:「施設内に運動できる場があれば、天候に左右されずいつでも体を動かせますし、家族そろって楽しむこともできます。また、アリーナはいろいろな種類の運動ができるので、スポーツを楽しむ方々のコミュニケーションが生まれやすい。以前、アリーナのある他のマンションを視察した時に、居住者様たちが立ち上げたドッヂボールなどのスポーツサークルの貼り紙がたくさんあったことに感動し、いろいろなコミュニケーションの可能性が生まれる広い空間を、このマンションにも用意したいと思いました」
また、プレミスト湘南辻堂の大きな特色の1つが、ソニーモバイルコミュニケーションズ(株)が開発したウェルネスサービス「Fit with AI Trainer」をマンションで初めて採用していること。
西村:「毎日の活動量や体力測定、認知機能などのデータをAIが分析し、最適なトレーニングメニューを提案してくれます。メニューに必要な設備が敷地内にすべてそろっているので、毎日気持ちよく健康維持と増進に取り組んでいただけます」

ニューノーマル時代に適応した
豊かな生き方を
6年にわたる開発の中で、居住者様の姿を多く目にしてきたと語る西村。
西村:「お子さんたちがアリーナで体を楽しそうに動かしていたり、ギャザリングテラスの予約が一杯になっていたり。クラブカフェやクラブライブラリーでテレワークをされている方もよく拝見します。居住者様が集える場所を多く用意させていただいたことが、コミュニティの醸成に繋がっていることを感じます。
毎日忙しくして下を向くのではなく、ふとした際に空を見上げられる。そういったゆとりのある暮らしをしていただけるよう、このマンションをご提案してきました。コロナ禍でニューノーマル時代を迎え、都心などから移住を希望する方のお問い合わせもあります。社会の状況がマンションへの追い風になっていることを実感しています。
実は、私自身が思い描く夢があります。アリーナの舞台の奥には100インチ程度のプロジェクターが設置されていて、映画鑑賞に使っていただけるような音響映像装置も準備しています。そこに音楽好きが集まってミニバンドを結成し、居住者の皆様がアリーナでそのパフォーマンスを見て楽しめる、というような自主的な活動が広がっていけばいいな、と思っています。バンドはもちろんサークルやクラブなど、皆様の自主的な興味や楽しさから生まれた活動を、プレミスト湘南辻堂の設備で充実させていっていただきたい。そうやって湘南の先進的な楽しい暮らし方の事例がたくさん生まれていけば、企画担当者としてこんなに嬉しいことはありません」
※1 1990年以降の湘南エリアにおいて最大戸数の分譲マンション、2019年4月(株)不動産経済研究所調べ。
※2 「本当に住みやすい街大賞」は、実際にその地域で“生活する”という視点から、住環境、交通の利便性、教育・文化環境、コストパフォーマンス、発展性の5つの基準を設定し、住宅や不動産の専門家が参画する選定委員会による審査のもと選定したものになります。(出典:アルヒ株式会社)
※3 JR東海道本線「辻堂」駅
※4 2021年9月完成予定
※5 団地合計敷地面積:35,058.67㎡(AQUA Face:18,121.34㎡ FOREST Face:16,937.33㎡)
※6 ABINCホームページより/認証番号:04‐010(2017年2月)
※共用施設のご利用に際しては、管理規約に従っていただきます。一部施設は有料となります。カフェメニューは有料となります。
※イベントやサービスは中止となる場合があります。イベントにより有償の場合があります。
※掲載の敷地配置図・照明計画概念図は、設計図書を基に描き起こしたもので、実際とは多少異なる場合があります。

◆プレミスト湘南辻堂の詳細につきましては、下記リンクよりホームページ をご覧ください。