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PREMIST Life
ジブンにプラスアルファ
~大人可愛く、洒落たハンドメイド・クラフトでクリスマスをおもてなし~

プレゼントに、自宅用に、季節感あふれるおもてなしハンドメイド・クラフトに挑戦。自然素材を使った「ナチュラル・クリスマスリース」とヨーロッパの伝統工芸「ローズウィンドウ」をご紹介します。玄関ドアや壁に掛けたり、窓辺に置いたり吊るしたりして、クリスマスパーティーをロマンティックに演出してみてください。

リースの基本色、緑・赤・ゴールドに込められた意味とは

現代ではクリスマスのデコレーションとして飾るリースですが、起源は古代、ギリシャ・ローマ時代に遡ります。花や枝、蔓(ツル)や葉などで作った丸い輪(英語:wreath)を、威信の象徴として結婚式や葬儀などの特別な行事で使用。石棺に飾り付けたり、冠にして授けたりしたようです。その後、ローマ帝国の国教となったキリスト教(392年)により、十九世紀にはクリスマスの装飾として一般に普及しました。
リースで使用する素材と基本色(緑・赤・ゴールド)には、キリスト教の想いが込められています。緑はヒイラギの葉(英語:Holly)で、キリスト受難のシンボルである茨の冠と、永遠の生命を。赤はヒイラギの実でキリストが流した血を。ゴールドはベルで魔除けを現しているそうです。(諸説あります)
また、リースには壁やドアに掛けるものと、テーブルや台座に置くものがあります。掛けずに置くリースで、4本のろうそくとともに飾るものを「アドベント・クランツ」と呼び、教会ではイエス・キリストの降誕(誕生)を祝うミサ、「クリスマス」(英語: Christmas)に向けて、11月30日に一番近い日曜日から、毎週1本のろうそくに火を灯し、4本目に火を灯した週に「クリスマス」を迎えます。

壁掛けも置くタイプも、基本のつくり方は同じです。教会等では、前述の素材を使用した伝統的な植物でリースを作りますが、一般家庭用にイベントとしてのデコレーションリースをつくる際は、大型の園芸店やホームセンター等で販売しているリースのキットを手に入れると、カンタンに手間なく本格的なリースをつくることができます。
さらに、お好みでリボンや市販のオーナメントを加えるとゴージャスな雰囲気になります。
 
今年は両方を準備して、お客様をお迎えしてみてはいかがでしょうか。

今年は挑戦してみよう! 魅惑のローズウィンドウ

昨年からじわじわと来ている「ローズウィンドウ」。クリスマスシーズンに近づくと、ハイセンスな街角のショッピングウィンドウを美しく飾りはじめます。まるで教会のステンドグラスの様に神々しく美しい「ローズウィンドウ」ですが、実は薄いカラーペーパーを数枚組み合わせて表現されたペーパークラフトなのです。
 
起源はヨーロッパで、教会の正面壁(ファザード)を飾る窓、通称「バラ窓」という円形のステンドグラスを指す言葉。イタリア中部、ウンブリア州の都市オルビエートにある「オルビエート大聖堂」(13世紀末から14世紀半ばにかけて建造)の「バラ窓」(アンドレア・オルカーニャ/Andrea di Orcagna 作)が有名で、その繊細な造形は現代の“ローズウィンドウ作家”(ペーパークラフト)羨望の作品となっているほど。「バラ窓」から放たれる神々しい光を身近に取り入れようと、主にクリスマスを彩る紙の工芸品としてヨーロッパ全土に拡がりました。ここ数年、ネット通販で「ローズウインドウ キット」としての購入が可能となり、家庭で製作を楽しむことも。
 
日本で手作り用として販売されている規格サイズは、円大(外径28cm内径23cm)、円中(内径18cm)、円小(内径14.5cm)、円極小(内径11cm)、円ミニ(内径6.8cm)の5種類。
円径に切り取ったカラー紙に図案を描き、カッターや専用のハサミで細かな作業を施し仕上げるため、初めての方は円大のサイズからスタートするのがおすすめです。

窓辺に飾ったり、天井から紐で吊るしてみたり、バックライトを当てたり、etc…。
今年のクリスマスは、光りと色が織りなす「ローズウィンドウ」でロマンティックな窓辺を演出してみてはいかがでしょうか。

菊池 眞弓

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