一日の疲れから解放されるためにも、バスルームは気持ちよく心おだやかに過ごせる場所であってほしいもの。リラックスできる空間をつくるためのヒントをご紹介します。
落ち着いたバスルームをつくるためには、ホテルの部屋などをお手本に、フロア内のイメージと統一するのがお勧めです。バスルームは、基本的に隣接する洗面所とテイストを揃えると水回りとしての統一感が出ますが、洗面所は開放されていることが多いため、リビングと合わせたテイストにした方が違和感もなく居心地がよくなります。
バスルームは「リビングの延長線上」にあるということを考え、リビングから廊下、洗面所、そしてバスルームとコーディネートが繋がるように、使う色を揃えていきましょう。例えば、リビングのクッションに使われているグリーンを、バスルームのアクセントカラーに持ってくるというのも素敵です。
また、配置する小物の統一感も大切です。バスルームはシャンプーやボディーソープなど、何かとモノが多くなりますが、それらが雑然と置いてあると、入浴時に目が落ち着きません。今はいろいろな詰め替え用のボトルがありますので、好みに合わせて容器の色や形を揃えれば、それだけでもぐっと落ち着き感が出ます。ポイントは中くらいのサイズで揃えること。大きいものは存在感がありすぎるので、避けたほうがよいでしょう。
作りたいイメージ別の配色例を、2つほどご紹介します。
★落ち着いた大人の空間………旦那様やパートナーもくつろげるバスルーム
メインカラー:ダークブラウンやグレー+アクセントに黒/小物は黒で統一
★爽やかな空間………若々しいイメージ、ファミリー層にもお勧めメインカラー:ホワイト+アクセントにグリーン又はブルーバスタブがやわらかいグリーン→同系色で濃いグリーンを小物で入れたり、反対色のオレンジをいれるとビビッドな動きが出る ※ブルーの場合…反対色はイエローで
色や小物のコーディネートに加え、癒しの空間づくりに効果的な方法をいくつかご紹介します。