大地が与えてくれる安心感

東急東横線「菊名」駅の東口を降りて街を歩いてみると、高台に向かってなだらかな坂が続きます。
坂の上は、さぞ見晴らしの良い場所が多いことでしょう。
駅を中心に見て東側に向かって綱島街道を歩いていくと、「法隆寺」辺りを頂上に目の前には高い空と
眼下の街並みがコントラストを描き出します。空気が澄んで感じるのは、点在する神社仏閣の
落ち着いた佇まいと、この高台がもたらす風通しの良さなのかもしれませんね。
北側の「横浜市立上の宮中学校」の方へ足を向けると、まるで段々畑のような趣のある坂道が続きます。
しばらくのぼっていくと、暖まった身体に心地良い風が吹き、こちらでもひらけた空と街並みが目に
飛び込みます。この坂では、きっといろんな物語が紡がれて来たのだと思います。
流れるように吹き抜ける風、丘へ向かう緩やかな坂、大地を照らす太陽の温もり。
この大地全体が、とても安らかで穏やかな安心感を与えてくれているように感じました。
ひらけた空、豊かな緑など、四季の移ろいと大地の豊かな表情に心が洗われる。   休みの日には公園やのんびり過ごす家族や、ジョギングを愉しむ人も多く、自然と触れ合っている姿を見かける。
ひらけた空、豊かな緑など、四季の移ろいと大地の豊かな表情に心が洗われる。   休みの日には公園やのんびり過ごす家族や、ジョギングを愉しむ人も多く、自然と触れ合っている姿を見かける。