
INTERVEIW 13
国内初の住宅団地再生に挑む
- 技術職
- 都市開発
MOMO SATO

佐藤 桃
MOMO SATO
2014年入社
理工学群 社会工学類 都市計画主専攻卒

INTERVIEW 01
大和ハウス工業の入社動機
中高生の頃に学校主催の海外研修に参加する機会がたびたびあり、日本とは異なる美しい建築や街並みに興味を持ちました。そして、大学は建築物や都市計画を学べる学科に進学。特に都市計画について専門的に学んでいくうちに、建築物単体よりも景観全体やそこで暮らす人や訪れる人がつくり出す「街」そのものに強い興味が湧いてきました。そんな中で就職活動は、不動産関係や都市開発の部門がある会社に絞って展開。多彩な事業を行う大和ハウス工業では土地造成から建物建設、活用提案まで一気通貫で街づくりができることを知り、入社を決めました。
INTERVIEW 02
現在の仕事内容
大和ハウス工業は日本の高度成長期に、住宅団地を多くつくってきましたが、昨今、街の高齢化や空き家が問題となっています。そこで、つくって終わりではなく、「共に創り、共に育む」をミッションとして、再び住民が未来に向かって夢を描ける街に変えていこうという団地再耕事業を進めています。
現在、私はその一大プロジェクトのメンバーとして、団地再耕の縮図となるモデルタウンの構築に取り組んでいます。具体的には、兵庫県にある広大な団地内の一定の土地区画を舞台に、地元自治体と連携しながら魅力的な新施設をつくる計画を立てて推進したり、住民の皆さんに新しい住宅への効率的な住み替え提案を行ったり。幅広い世代間の住民交流や他地域からの人々の流入を活性化する方法なども検討しつつ、ハードとソフトの両面から、住民の皆さんが先々まで快適に過ごせるような新たな住環境づくりに邁進しています。


INTERVIEW 03
忘れられないあの仕事
現在携わっている兵庫県での団地再耕事業は、大和ハウス工業では国内初の事例となる取り組みです。つまり決まったやり方やノウハウなどは何もなく、すべてがゼロからの出発という状態。新しい街づくりに必要な機能やサービスは何か、施設や住宅の配置計画はどうするのが最適なのか、住民や行政のどのような方々にどうアプローチしていけばよいのか…。考えねばならないことや実行すべきことが山ほどあり、これまで経験したことのない難しい場面の数々に遭遇しています。しかし、これらを乗り越えて理想に近いモデルケースをつくることができれば、同様の状況にある他地域の住宅団地に応用展開でき、それによって多くの住民の皆さんに喜んでいただけるはず。だからこそ私自身にとって、今の仕事こそが生涯忘れられない大仕事になると確信しています。

INTERVIEW 04
今後のキャリアプラン
入社以来、本当にスケールの大きな仕事に関わりながら自分は確かに成長できていると思っています。過去に大阪駅前の大規模な再開発プロジェクトに参加した際には、同業種・異業種を含めた多くの人々との協業を通じて、自分の視野や考え方が一足飛びに広がったことを実感しました。今後も新しい知識や技術を身につけるための努力を怠ることなく、的確な協力体制のもとでさらに大きな仕事にチャレンジしていきたいと考えています。そしていつか、この仕事を選ぶきっかけになった海外の街づくりに携わって「あの街のあのエリアは私がつくったんだ!」と言えるようになる日を夢見ています。
SCHEDULE
1日のスケジュール
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08:30
出社メールチェック、その日の業務の準備・確認など
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09:00
ミーティング定例の朝のミーティング
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09:30
移動と打ち合わせ関係他社と社外にて打ち合わせ
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12:00
昼食打ち合わせ先の近くでランチ
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13:00
社内業務自社に戻り、先輩社員に相談しながら資料を作成
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17:00
報告と事務処理上司や先輩社員への進捗報告を行った後、事務処理
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18:00
退社社内の仲間とディナーへ
PRIVATE
休日の過ごし方

職場のある関西圏でそれまで訪れたことのない場所へ行ったり、大阪ならではの安くておいしいお店めぐりを楽しんだりしています。映画が大好きなので、淡路島で開催されるうみぞら映画祭には同期の仲間といっしょに毎年訪問。長期休暇のときには、最低年1回は海外旅行に出かけています。