【初秋】伝統食品と焼きそばとの新しい出会い？

【初秋】伝統食品と焼きそばとの新しい出会い？

函館最大級の食のイベント「はこだてグルメサーカス」が2日間にわたって開催されました。函館・道南や東北地方、そして函館と空路でつながっているなど、関わりのある都市から各地の食べ物が集まるイベント。

昨年、函館市の市政90周年記念事業として初めて開催されたこのイベント。当初は1年限りの予定でしたが、予想をはるかに上回る来場者数があったことから今年も引き続き開催することに。

多数の出店の中で人気を集めていたのは東北各地の食べ物が集まるゾーン。「黒石つゆ焼きそば」や秋田のきりたんぽ、気仙沼ホルモンなど、伝統の料理やB級グルメとして全国的に知られつつある料理が勢ぞろい。テレビドラマの影響で有名になった久慈市の「まめぶ汁」のブースは長い行列になっていました。

料理ばかりでなく、お持ち帰りできる特産品も多数。青森のブランドとうもろこし「嶽きみ」は、生と茹でたてのものとを両方販売。ほど良い柔らかさと甘さで抜群のおいしさです。

道南各地からの出店で異彩を放っていたのは、松前町の「松前漬け焼きそば」。一見合わないように感じますが、食べてみてびっくり。昆布とイカの風味が味に深みを与えており、普通の焼きそばとはまったく異なる味わい。少し粘りが感じられるので好き嫌いが分かれるかもしれませんが、とてもおいしくいただきました。

上記写真は当分譲地から約48km、
函館市松風町で平成25年9月撮影。