木をふんだんに使い、自然との共生を楽しむ家
東・西の幅14mの天井がひと続きとなった大空間。
伝統民家の風格と郷愁が漂います。
アメリカ生活の体験から、日本の伝統的な木造建築、そして、住まいを自分たちで考えることの大切さを改めて感じたS様ご夫妻。家づくりを熱心に研究された奥様は、構造はもちろん、外・内装にたくさんの木を使うことを希望されました。
切妻の大屋根と腰壁に焼き杉をまわした外観は、伝統民家の美しい佇まい。玄関ホールからリビング・ダイニング、キッチン、寝室はもちろん、トイレまで、居室の全ての床に檜材が用いられ、腰壁と天井には杉材が使われています。
「調湿機能という性質によって室内が常に快適なだけでなく、木を見るだけで心が和み、落ち着きますね」と満足そうな奥様です。
木の他に内装に使われている材料は、いずれも自然素材。玄関土間には小石が敷き詰められ、浴槽の洗い場の床は石張り。腰壁の上の白い壁は、珪藻土仕上げです。
自然のものに徹底的にこだわり、使った木は、地元の鳥取のものばかり。伐採されて木材になってからも、生まれ育った環境で生き続けさせたいという考えからだそうです。“家にいて森の住む”この家には、自然を敬愛し、大切にするS様ご夫妻の人生観があふれています。
外観
木をふんだんに使った木造建築。庭は、木や植物がのびのびと育つ自然な趣。
浴室
ヒノキ張りの浴室。温泉が引かれている。庭の手入れの後、昼間でも温泉に浸かるのは最高だそう。
リビング
東・西の幅14mの天井がひと続きとなった大空間。
オリジナルキッチン
必要なものがどこにあるかすぐ分かり、出し入れしやすいように、収納扉が設置されていない。
洗面カウンター
洗面カウンターには、杉の一枚板が使われている。
- 延床面積
- 136m2(41.14坪)
- 1F
- 112m2(33.88坪)
- 2F
- 24m2(7.26坪)
- 建築面積
- 115m2(34.79坪)
- 敷地面積
- 661m2(199.95坪)
- 構造・工法
- 木造軸組工法
- 設計・施工
- 大和ハウス工業株式会社
- 木をふんだんに使い、自然との共生を楽しむ家
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