2011/08/19
今回は武田双雲先生のお話を聞きに、書道教室へ行きました。
湘南の潮風が夏を感じさせてくれます。
日の光が入る静かで明るいお部屋は集中して書に向かうことが出来そう。
つい先ほどまでお稽古があったようで、
お教室にはほのかに墨の香りが漂っていました。
涼しそうな作務衣(サムエ)姿で登場した武田双雲先生は、とても気さくな方で
おしゃべりの楽しい方でした。
先生のお話はインタビューが始まる前から興味深くて
両手を大きく使いながらわかりやすくイメージを伝えてくれました。
アイランドキッチンで食器棚がなくても大丈夫なくらい。
いまは顔を洗うことに楽しみを見出しているという双雲先生。
毎日必ず行うことをもう一度見直してみることで、
新鮮な一日を過ごすことが出来るという考え方に
生きるエネルギーが湧き出てくる源を見た気がしました。
お教室に何気なく張られていた約束事。
美しい字に心が落ち着いてゆきます。
双雲先生の師であるお母様、双葉先生が書かれたお稽古の約束事だそうです。
慌ただしい日常から少し離れて、ゆったりとした時間が流れていました。