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コラム
<売りたい>
家を売却してスピーディーに
現金化するには

次の不動産購入資金の用意や財産の分与など、様々な事情から売却による現金化を急ぎたいときがあります。しかし、すぐに売れないというケースももちろん予想されること。現金化を急ぎたいときは「買取制度」の利用がおすすめです。

POINT 01 家の売却活動は余裕をもって

「売ろう」と思いたった時は、相場から予想した金額がすぐにも手に入るような気になるものです。

実際、そのようにスムーズに事が運べば一番いいのですが、所有者の権利関係が複雑だったり登記簿上の土地や建物の内容と現況が一致していなかったり、また、建物が違法建築になっているといった問題にぶつかることもあります。

こうした場合は、まず、問題を解消しなければなりません。専門家に相談しながら対策を講じることになり、結果的に売却はそれだけ遅れることになります。

法務の問題は、専門家に相談しながら進めよう!

POINT 02 仲介会社と媒介契約を結ぶことがはじめの一歩

家の売却は仲介会社に依頼することになります。

契約の形は「一般媒介契約」と「専任媒介契約」の大きく分けて2種類です。

「一般媒介契約」なら何社でも複数の会社に売却の依頼ができます。他方「専任媒介契約」では、1社のみに売却活動を依頼し、定期的な販売活動報告を受けます。この「専任媒介契約」には「専属専任媒介契約」というものもあり、販売活動の報告頻度がさらに高まります。

一般媒介契約では、他社で売れてしまった場合に仲介会社は報酬が得られず、販売活動の報告義務もないため、専任媒介契約に比べて売却活動に熱が入らないと考える人もいます。

売却活動をプロと二人三脚で進めようと考えている人は、「専任媒介契約」を検討してみてはいかがでしょうか?

専任媒介契約を結ぶなら、仲介会社選びが重要ね!

POINT 03 じっくりと売却作戦を練る

不動産の権利関係など、法的な事柄がクリアになり、媒介契約も査定も無事終了、いよいよ売出しとなっても、すぐに買い手が見つかるとは限りません。時には半年、1年が経過しても買い手が現れず、販売価格を見直す必要に迫られることもあります。元々売出価格は、相場価格と同じではありません。販売戦略によって変わります。

「時間がかかってもこの不動産の価値を認めて高く買ってくれる人が現れるのを待ちたい、売却は急がない」ということであれば、相場より高めの売出価格の設定でもいいでしょう。

「ここまで下げてくれたら買う」という人が現れる可能性もありますが、独自の魅力をアピールし続け、それに共鳴してくれる人を待つ、という作戦です。しかし、もし早めの現金化が必要であれば、相場価格もしくはそれよりやや低めの価格設定ですぐに売却するという方針を取ることもあります。

最初の考え方次第ということがいえるでしょう。“ダメもと”で高く売出し、だんだん下げればよいと考える人もありますが、値下げが続くと「最初から下げるつもりで高く出していたのだろう。まだ下がる」と様子を見られてしまいかねません。売出しの時点で、販売会社とじっくりと売却作戦を練ることが必要です。

短期戦か、長期戦か、状況に応じた売却作戦!

POINT 04 最初から買取してくれる仲介会社もある

事情によって早急な現金化が必要で販売にゆっくりと時間をかけていられない、という場合は、販売の仲介だけでなく「買取制度」を持っている会社を選ぶことが有効です。

この「買取制度」は、物件を市場に出すことなく、業者が直接買い取ってくれるもので、査定や価格交渉もこの業者と進めることになります。事務手続きの煩雑さもなく、すぐ現金化できる点は大きなメリットです。買取ってくれるまでは「売出し」の情報も市場に出ないため、近隣に知られることもありません。さらに大きなメリットは、直接の買取りなので、「仲介手数料が不要である」ことです。

仲介手数料は売買価格よって上限が決められています。
売買価格が400万円以上の場合は[(売買価格×3%)+6万円]に消費税を加えた金額となります。次のような計算式です。
[(売買価格×3%)+6万円]+消費税=仲介手数料

不動産は元々の価額が大きいので、消費税も少なくない額になります。
それが不要というのはありがたいこと。

なお、買取制度を持つ業者の中には売主の瑕疵担保責任を免責としてくれるサービスもあり、その場合、売却後のトラブルの懸念もありません。さらに、建物が一部故障したままでも買取可能という会社もあります。いつまでに現金化する必要があるか、まずそこから販売価格や売却のスタイルを検討してください。

Livnessでは、大和ハウスグループ各社にて買取も行っております。お住まいの売却をお急ぎの方は、まずはLivnessへご相談ください。

スピーディな現金化 & 仲介手数料不要は魅力的!

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※掲載の情報は2023年3月現在のものです。内容は変わる場合がございますので、ご了承ください。

写真:Getty Images

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