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- 私たちが初めてチームを組んだのは、3年ほど前のT様邸を担当した時でしたよね。まず、展示場に来場されたT様の応対をさせていただいたのが営業担当の私でした。その時すでに、新しい住まいに関する具体的なご要望をお持ちだったことを覚えています。

- そうでしたね。確か、当時、築50年近い木造2階建住宅にお住まいでしたね。土屋さんから、T様のプランのことを相談された時のことを私もよく憶えています。

- 建設予定地は防火地域(※)に指定されているから、建物が30.25坪(100m²)以上だと耐火建築物にしなければいけなかった。それで、3階建鉄筋コンクリート造のプランを考えたんだけど、建築費用も心配されていたので、延べ床面積30坪未満の2階建プラン、3階建プランと、今後の相続の対策として賃貸併用住宅プランの3案を提案することにしたんだよね。
(※)市街地の火災の危険を低減するために定められる地域。建築物の構造に対する制限が一般の地域に比べて厳しくなり、小規模な建物以外は鉄筋コンクリート造などの耐火建築物にすることが義務づけられる。

- でも、T様は当初、木造住宅も検討しておられました。それで土屋さんが、木造住宅と軽量鉄骨住宅のメリットやデメリットを説明されたんですよね。

- そうそう。T様は以前、神戸にお住まいの時に阪神淡路大震災を体験されていたので、地震に対して不安を感じていらっしゃったんだ。そこで、大和ハウス工業の「阪神淡路大震災での全半壊ゼロ」という実績をご説明したところ、当社の技術力の高さに興味を示してくださったんです。

- それから、私も土屋さんと一緒にお客様のお宅へうかがって、お客様のニーズをくわしく聞いてから、プランニングをすすめていきました。T様は、複数のハウスメーカーで検討されていたのですが、私たちのように3つもプランを用意したところはなかったようです。パース(完成予想図)を描いて提案したら、2階建プランをとても気に入ってくださって。

- そうなんだ。それで、早乙女さんが描いてくれたパースと似た展示場があったのでお連れしたら、「まさに、イメージどおり」ということで、とても喜んでいただけたよ。そしてご契約いただいたんだ。

- その前に、工事担当の私が現場調査に行ったんだよね。

- そうそう。T様のお母様が、ご自分の寝室に置いている仏壇をそのまま使用したいとおっしゃったので、工事担当の中間さんに、実物を見に行っていただいたんですよね。

- そうでした。お願いしました(笑)。ご契約前に、現場監督がお客様のお宅まで行くのは、私たちの連携があるからこそ、ですよね。

- やっぱり、実物を見ないとわからないこともあるからね。でも、事前に行ってみて良かったよ。仏壇を大切にされているご家庭だということもよく理解できたし、それまで何十年も使っているから、お線香で壁が黒くいぶされたようになっていたものね。それで、私も「仏壇のある部屋に、換気扇をお付けになったらいかがですか?」って、より良い提案ができたんだ。土屋君が徹底してお客様に向き合う姿勢は、お客様にとっても住まいづくりのパートナー選びの決め手になったんじゃないかな。





















