佐井村について
下北郡佐井村は、青森県下北半島西岸に位置し、村の大部分を占めるのは恐山山地で、周囲をかこまれています。海岸線に沿って集落が形成されており、9つの集落が点在しています。村の中心集落は大佐井地区、古佐井地区で、この2つの集落に人口の6割が集中しています。村を囲む山々には、荒沢山、大作山などがあり、河川には大佐井川、古佐井川があります。古くはヒバの産地および積み出し港であり、蝦夷地への渡船港として栄えた土地です。村の主産業は林業で、村の面積の9割が山林、うち9割が国有林の指定を受けています。また観光業や漁業も盛んです。主な観光地としては仏ヶ浦が挙げられます。