宮古市について
宮古市は、岩手県三陸海岸に面し、本州最東端に位置する都市です。岩手県で最大の面積を持つ市町村ですが、街の8割は山林が占め、残りの平地に人口は密集しています。市街地を覆うように重茂半島があり、宮古湾を形成しています。古くは盛岡藩主である南部利直によって盛岡藩の外港として開かれたのが始まりとされています。江戸時代には東北と江戸を結ぶ海運が盛んになり、江戸へ俵物などを移出するための拠点となり、奥州有数の商港として発展しました。その主産業は古くから水産業が中心で、サケやイクラ、ウニ、アワビといった特産品があります。特にサケやサンマ、スケトウダラは全国でも有数の水揚げ量があります。