二戸市は、岩手県内陸部北端に位置しています。また現在の市は2代目で、2006年に旧二戸市と二戸郡浄法寺町が合併したことにより新しい市となりました。旧二戸市は中央に馬淵川、東に折爪岳があり、旧浄法寺町は中心に安比川、西に稲庭岳があります。二戸という名前は、古く糠部郡に設置された「四門九戸」の制によってできたもので、糠部郡を4つの門と9つの戸に分画したものです。「戸」というのは「牧場」を意味しており、四戸を除いて一戸から九戸までは現在でも地名として残っています。主な観光地としては、国の史跡である九戸城跡や金田一温泉、稲庭高原などがあります。