青森県の十和田市は、日本三大開拓地として知られています。八甲田山の裾野にあり、十和田湖や奥入瀬渓流などの美しい自然が今も色濃く残っています。近代都市計画が進められ、整然とした街並みに区画されていますが、恵まれた自然が残されているため、調和のとれた美しい街並みになっています。焼山温泉や猿倉温泉などの温泉も多くあり、多くの人が訪れています。十和田市では古くから農業が行われており、稲作を中心に栄えてきましたが、一戸当たりの経営面積が広いこともあり、野菜作りや畜産を同時に行うケースが増えてきています。特産品には、にんにくや長芋の他、十和田湖和牛などがあります。