栗原市は、宮城県の北西部に位置する市です。市域の80％を森林や田畑を占めており、緑豊かな魅力があります。北部には標高1627ｍの栗駒山がそびえ立ち、四季折々の美しい自然風景を見ることができます。登山やキャンプ、温泉なども楽しめるので、多くの観光客が足を運んでいます。山頂付近ではニッコウキスゲの大群生など約150種類もの高山植物を見ることができます。登米市との間にある伊豆沼・内沼には渡り鳥が飛来し、何万羽もの白鳥やマガンを観察できます。湖面にはハスが開花し、ハス祭りも開催されています。市内では宮城米「ひとめぼれ」の米栽培が盛んであり、酪農も行われています。