八代市は6町村が2005年に合併したことで誕生した比較的新しい都市で、市の東側には九州山脈が、西側には八代海がある県内有数の面積を有する都市です。八代市では、い草やトマトといった農産物の栽培が盛んに行われ、県内最大の国際港である八代港や九州縦貫自動車道、九州新幹線などもあり、交通の結節点としての機能も果たしています。い草と晩白柚の生産では日本一ですが、明治時代以降は工業都市へとも発展し、田園工業都市として機能しています。他にも、伝統工芸品の高田焼や竹細工なども有名で、肥後つばや刀剣などの鍛冶も行われています。観光スポットとしては八代宮や八代神社となどが有名です。