和歌山県にある御坊市は、黒潮と南海流が交差するポイントにあるため、様々な魚の姿を見ることができます。漁業を盛んに行っており、市内には7つの漁港が点在しています。白馬山脈を背に、日高川が中心部を流れている中核都市となっています。年間を通じ温暖な気候となっているため、花の栽培を盛んに行っています。カスミソウやスターチスなどをメインに、出荷量が全国で一番となっています。この地域の伝統的な行事には、御乙祭、御坊祭があります。御坊祭は日高地方の中で一番大規模な祭りとなっていて、この祭りで披露される「けほん踊り」は県無形文化財に指定されています。