福島市は、福島県中通り北部の中心都市であり、県庁所在地になっています。西は奥羽山脈、東は阿武隈高地に挟まれ、福島盆地の南西部とその周辺の山岳・丘陵地帯が主な市域となっています。古くから奥州街道と米沢街道などの羽州街道との分岐点であり、交通の要衝として栄えてきました。産業においては、農業で桃の生産量が日本一となり、萱場梨は市の特産品となっています。市の文化財としては、国指定の重要文化財である旧広瀬座や木造千手観音立像、重要無形民俗文化財である金沢の羽山ごもり、国指定史跡の宮畑遺跡や和台遺跡、天然記念物のヤエハクサンシャクナゲなどがあります。