いよいよ新学期です。モノがあふれる子ども部屋をきれいに片づけて、掃除をしやすい部屋に変えましょう。
小学生になると教科書や文房具、スポーツ用品など、いろいろな種類のモノが増えていきます。まずは、勉強・学校関係、遊び道具、衣類などジャンルに分け、取り出しやすく、戻しやすい定位置を決めましょう。
学校から帰ってきたらランドセルを定位置に置き、上着はハンガーにかけます。そして寝る前の5分間など決めて、机や床の上に出ているものを片づけましょう。また、「本は棚がいっぱいになったら」、「プリント類や作品は学期ごとに」など、モノを整理するタイミングも決めておきましょう。
最初は親子で一緒に、慣れてきたら子ども一人で掃除できるように、手順を決めましょう。
棚や机の上などに化繊バタキをかけます。パタパタしないで、ホコリをぬぐうようにかけます。
机やベッドの下などホコリのたまりやすい場所も忘れずに。フローリングは、掃除機の前にペーパーモップをかけてホコリを舞い上げないようにしましょう。
最後にぞうきんを固く絞って、机や棚の上などを水拭きします。
子ども部屋ならではの、気になる汚れ。新学期前にきれいさっぱり落としておきましょう。
フローリングについたクレヨンやマジックの汚れは、薄めた中性洗剤を含ませた雑巾で拭き取り、その後固く絞った雑巾で水拭きして洗剤分を取り、よく乾かします。
壁のビニールクロスについた汚れは、薄めた中性またはアルカリ洗剤をやわらかい布につけて拭きます。凹凸の溝にたまった汚れは古歯ブラシで軽くこすります。その後固く絞った布で水拭きし、最後に乾いた布で水分を拭き取ります。
家具などについたシールの跡は、クエン酸水をティッシュペーパーに染み込ませ湿布。20~30分置いて粘着剤がゆるくなったら、プラスチックのカードなどで慎重にはがします。最後に固く絞った雑巾で拭き取った後、乾拭きします。市販の糊取り用スプレーもあります。