栄養とうま味が凝縮され、保存がきく乾物。上手な戻し方と保存方法を紹介します。
急ぐときは、短時間で戻す方法もあります。
ひたひたの水につけて一晩おきます。じっくり時間をかけて戻すことでうま味が引き出されます。戻し汁も捨てずに使いましょう。急ぐときは、ぬるま湯に砂糖を加えて浸すと20分ほどで戻ります。
密封容器に水を入れて戻し、そのまま冷蔵庫に。使いたいときすぐに使えて便利。4~5日ほどもつ。
もみ洗いして汚れを落としてから20分ほど水につけて戻します。
急ぐときは熱湯に2~3分つけます。戻し汁も捨てずに使います。
沸騰した湯で戻すとくずれてしまうので、60℃ぐらいのお湯に20分ほどつけて戻します。戻さず使えるものもあり、味つけしただしにそのまま入れて煮ます。
たっぷりの水に30分ほど浸して戻し、水洗いした後、ざるに上げます。急ぐときは水の入った鍋に入れて火にかけ、沸騰したら弱火で1~2分ゆでます。ざるに上げて軽く水洗いします。
乾物は常温で保存ができる便利な食材。しかし、保存方法が悪ければ、カビが生えたり、風味が落ちたりすることもあります。缶やびん、保存袋などに入れて密封し、日光の当たらない乾燥した涼しい場所で保存します。湿気に弱いので、梅雨入り前にはなるべく使い切るようにしましょう。冷蔵や冷凍することで長期保存が可能なものもあります。
乾物をもっと手軽に楽しむこんな方法もあります。
切り干し大根のサラダ
水洗いして絞り、ドレッシングで和える。シャキシャキとした食感が楽しめる
干し椎茸の炊き込みごはん
細かく砕いて、ほかの具材と一緒に炊き込む