毎日使うキッチンだから、いつも清潔に保ちたいもの。汚れの性質を知って、こまめなお手入れを心掛けましょう。
シンクや水栓などに白くこびりついた斑点状のもの。水中のマグネシウムやカルシウム分が水滴が蒸発する際、二酸化炭素などと結びついてできます。
包丁や缶詰など、金属製のものを、水まわりに放置しているとサビがつくのがもらいサビ。そのままにしておくと、シンクなどのステンレス自体もさびてしまいます。
ぬめりは細菌・酵母などの微生物とそれらが増殖する際に発生します。そして、ニオイは生ゴミ等を微生物が分解するときに発生。水分、栄養、温度の3つの要素がそろうと微生物は増殖します。
キッチン用中性洗剤をつけたスポンジでこすり、洗い流します。から拭きをして水滴を残さないようにしましょう。
スポンジにクリームクレンザーをつけて磨きます。表面にヘアラインがあるステンレスの場合は筋目に沿ってこすります。粒子の粗いクレンザーや金属たわしやナイロンたわしは傷がつくので避けましょう。重曹で磨いた後、お酢を薄めたぬるま湯で拭いてもOK。
※ステンレスは塩素系漂白剤の長時間のつけ置きは変色の原因に、塩やしょうゆに含まれる塩分はサビの原因になるので注意しましょう。
生ゴミは網かごにためないようにし、1日の終わりには網かごを水洗いします。細かな汚れは古歯ブラシでこすります。
排水口全体に重曹をふりかけ、クエン酸水(水1カップ+クエン酸小さじ2)をかけます。ブクブクと泡がでてきたらそのまま10~30分放置し、お湯を流します。ぬめりといやなニオイがとれてすっきりします。
水滴はふきんでこまめに拭き取ります。根元のヌメリや黒ずみは古歯ブラシでこすり、拭き取ります。
薄めのクエン酸水をスプレーし、から拭きすれば、ピカピカになります。