冷凍と解凍のコツをマスターすれば、食材をむだなく、おいしく食べられ、調理もぐんとラクになります。
◎下ゆでする
野菜に含まれる酵素の働きを抑え、栄養破壊や変色を防ぎます。
◎下味をつけて冷凍
食品の細胞内にある水分が氷結して膨張すると、解凍したとき、細胞が変形し壊れます。水分を引きつける塩分や糖分で下味をつけて予防します。
◎そのまま冷凍できる野菜も
◎空気に触れさせない
空気に触れると酸化(冷凍焼け)しやすいので、空気になるべく触れないように、ラップで包み、さらに冷凍用保存袋に入れて冷凍。
マイナス5℃~マイナス1℃は細胞が壊れやすく、5℃~25℃の常温は酵素が働きやすいので、この2つの温度帯をなるべく避け、食べ方に応じて解凍します。
- 生で食べる場合は、冷蔵庫内(1℃~5℃)で解凍。急ぐときは、空気より熱伝導が高い氷水に浸けて解凍します。
- 加熱調理するときは、そのまま、煮込んだり、焼いたりして高温で一気に解凍します。