トップ > PREMIST LIFE > 2015年12月号【趣】心を包むラッピング

PREMIST LIFE

趣 Interest 活き活きと豊かに輝き続けるために

心を包むラッピング 上手じゃなくてもかまわない。センスが光るラッピング
お見舞いには、耳障りな紙音がしないよう布で包む
お見舞いには、耳障りな紙音がしないよう布で包む
タッセルやボタン、紐の多色使いでリボンにひと工夫
タッセルやボタン、紐の多色使いでリボンにひと工夫
訪問にはカラフルなキャンドルを花束風に包んで
訪問にはカラフルなキャンドルを花束風に包んで

プレゼントをもらったときに、そのラッピングを見て、相手が自分に向けてくれた気持ちに嬉しくなった体験はありませんか?
ちょっとしたことで、贈る方も、贈られる方も心がもっと通いあう。それがラッピングの醍醐味です。ぶきっちょさんでも、あなたらしさが出ていれば十分素敵なラッピングになるのです。

  • ラッピングの一番大事なことは、心を包むこと
  • 贈る相手によって素材や見せ方を変える
  • こどもの遊び感覚をいかしてクリスマスラッピング

ラッピングの一番大事なことは、
心を包むこと
ラッピングの一番大事なことは、心を包むこと

贈り物をするとき、お店の包装だと味気なかったり、型にはまった感じがして、もう少し自分らしさを出したいと思う時がありませんか?だからといってラッピングは苦手で……という人もいますよね。ラッピングの一番大事なことは、心を包むこと。
過剰な包装は必要ありません。
和紙や大きめのきれいな紙にメッセージをたくさん書いたら、
まるでデザイン紙。包みを開いたらメッセージが溢れているというのも素敵な仕掛けです。

贈る相手によって
素材や見せ方を変える
贈る相手によって素材や見せ方を変える

ラッピングはこちらの思いやセンスを込めることができて楽しいものです。相手やシチュエーションによって、素材や色、トーンをかえると、より心が伝わるものになるでしょう。

目上の方には、和紙やクレープ紙(ひだ加工のある紙)など品のある紙質。友人にはカジュアルな素材にアクセントをつけてくすっと笑いを誘う遊びを。また小さい子には瓶にいろいろ詰めればまるで玉手箱。蓋に目をつけてお茶目なラッピングの出来上がり。

こどもの遊び感覚をいかして
クリスマスラッピング
こどもの遊び感覚をいかしてクリスマスラッピング

最近はクリスマスのラッピング用紙も豊富。でも、せっかくなら子どもが自由に遊ぶ包みのほうが楽しさを増します。
白い箱をそのままキャンバス代わりに。
子ども自身がフェルトを切って作ったクリスマスモチーフや、好きなシールを貼ったり、賑やかにデコレーションすれば立派なラッピング。

クリスマスカラーのリボンを使えば全体がまとまります。
絵の好きなお子さんには直に描いてもらうと、さらに味わいが出てユニークなものになりますね。

監修:川崎淳与さん監修:川崎淳与さん

「目線を少し上げて心豊かな日常を」をコンセプトに、暮らしにまつわるさまざまな企画を行うギャルリーワッツ主宰。(www.wa2.jp

著書に『おしゃれにラッピングブック 贈り上手のギフトアイデア』大泉書店