見せる収納で楽しく使いやすく
小さくちぎってイラストをプラス
ホームパーティの食器をカラフルに
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家の中で過ごすことが増える梅雨時こそ、親子で新しいことを楽しむチャンス!いま大人気のマスキングテープ(マステ)で、毎日使うものをカラフルに彩ってみませんか?カンタンに貼り直せるから、ノートや食器、壁のデコレーションまで思いのまま。おすすめの「マステ活用術」を、クラフト作家の井上陽子さんに教えていただきました。
色や模様、サイズもさまざまなマスキングテープ(マステ)。気軽に貼れてはがせるマステを、井上さんはセロハンテープやシール代わりに、雑貨のデコレーションにと、あらゆるシーンで活用しているそうです。
マステの魅力を思う存分楽しむなら、ひとつだけでなくお気に入りをいくつか用意するのがおすすめ。思いっきり自由に好きな柄を選んでもいいし、組み合わせたときのまとまり感を意識しながら、2、3色を揃えても。
サイズは使い勝手のいい定番の15mm幅のほか、幅広のマステも用意しておくと、広い面にも使いやすくて便利です。
まずはシンプルなノートやグラス等を、オリジナルのデザインに変身させてみましょう。マステを貼るときは、まっすぐでも、斜めでもOK! 思い切りよく大胆に貼るのがコツです。はみでたところはカッターやハサミで切って揃えるとスッキリ、シャープな印象に仕上がります。
2、3種類をアレンジすると、また違う表情に。例えば今回作成したノートでは、ピンク地に黒でイラストが描かれたかわいらしいマステに、黒1色をプラスすることで全体が引き締まり、ちょっと大人っぽい雰囲気になりました。何種類かのマステを並べて貼るときは、このように柄の中にある色を基本にして組み合わせると、きれいにまとまります。
きれいにはがせて、あとが残らないマステだから、壁の飾りつけにもぴったり。子どもの絵やポストカードなどを留めたり、フレーム風に囲むようにして貼りつけてもいいですね。
マステは手でちぎって切ると、あたたかみのある手づくり感が出せます。飾る絵や写真、デコレーションする場所の雰囲気に合わせ、ハサミで切ってシャープに、手でちぎってラフな感じにと、使い分けてみましょう。
他にもフォトフレーム、ペットボトル、紙バッグなど、マステで変身できるものは盛りだくさん。さあ、お気に入りのマステを用意して、楽しくアレンジできるところを探しましょう!
イラストレーターとして雑誌や書籍などの装画を担当するほか、誌面でコラージュ作品の作り方を公開。ギャラリーなどで定期的に個展やワークショップも行う。雑貨メーカーとのコラボによるプロダクトを「CRAFT Log.」として展開。現在「倉敷意匠計画室」よりラッピンググッズ、「キャトル・セゾン」よりポスター、「マークス」よりカレンダーなどが発売中。『写真と紙でつくるコラージュ』(雷鳥社)など出版。