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29床フローリング••重い家具を引きずったり、硬い物を落としたりすると、フローリングの表面に傷がつきますのでご注意ください。特に、動かす機会の多い椅子などは、脚の部分にゴムキャップやフェルトなどをつけることで傷つき防止ができ、音も発生しにくくなります。••ピアノなどの、集中的に荷重が加わる家具を置かれる際は、キャスターの下に厚みのある板を敷くなど、荷重が集中しないようにご配慮ください。••木材が持つ性質上、空気の温度や湿度の変化によって木が伸縮し、床鳴り(きしみ)が発生する場合があります。••フローリングに耐水性はありませんので、水などをこぼした際はすぐに拭き取ってください。放置すると表面材が剥がれる原因になります。また、室内は日頃からこまめに換気やお掃除、お⼿⼊れをするよう心がけてください。••電気カーペットや温風暖房機などの熱がフローリングに伝わると、熱によって伸縮し、ゆがみや変色、隙間の発生につながる可能性があります。電気カーペットとフローリングの間に市販の断熱シートを使用するなど、熱が直接伝わらないように十分にご注意ください。畳••部屋の掃除や換気が不十分な場合、畳にカビやダニが発生しやすくなります。こまめに掃除、換気をして風通しを良くしてください。掃除は、掃除機を畳の目に沿ってかけ、隙間のほこりを取り除いてください。••拭き掃除をされる場合は乾いた布、もしくは固く絞った布等を使うなど、余分な水分が吸収されないようにご注意ください。••畳の汚れがひどくなったり、古くなって傷んだ場合は、新品への交換をお勧めします。各部屋の仕上材、設備機器は、「D'File」内の「専有部分仕上一覧表」、「住宅設備機器一覧表」から詳細がご確認いただけます。ワックスが使用できるタイプのフローリングの場合ワックスをご使用になる際は、転倒を防止するために滑り止め効果のある木質床用水性樹脂ワックスをご使用ください。また、取扱説明書がある場合は記載内容に従ってご使用ください。クッションフロア(洗面所やトイレなど)••クッションフロアは柔らかい材質を使っています。傷などがつきやすいため、物を引きずったり、とがった形状の物を落としたりしないようにご注意ください。••メンテナンスをされる際は、固く絞った布等やモップで水拭きしてください。••油性の汚れを取り除く際は、中性洗剤を薄く溶かした布等やスポンジで拭き、きれいな布等で水拭きし、残った洗剤を拭き取ってください。••漂白剤や髪染め液といった化学製品が付着した際は、すぐに拭き取ってください。カーペット••部屋の掃除や換気が不十分な場合、カーペットにカビやダニが発生しやすくなります。こまめに掃除機をかけ、換気をして風通しを良くしてください。ノンワックスタイプのフローリングの場合ノンワックスタイプのフローリングのため、ワックスの使用を避けてください。汚れが目立つ場合は、固く絞った布等で拭いた後、乾拭きして水気が残らないようにしてください。各居室

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