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21••漏電は、火災や感電の原因になるため、十分にご注意ください。••ブレーカーは熱によって作動するため、落ちてからすぐに入れ直しても、熱がまだ残っていて再度切れてしまう場合があります。しばらく時間をおいた上で復旧作業を行い、電気の使用量も減らしてください。ご使用前に別冊の「取扱説明書」・「クイックマニュアル※」を必ずお読みください。分電盤••分電盤にはアンペアブレーカーや漏電ブレーカー、配線用ブレーカーといったブレーカー類が組み込まれています。••住戸内の各コンセント回路には、回路ごとに使用可能な電気容量に上限が設定されています。同一回路内で電気を多く使用すると、分電盤のブレーカーが切れるためご注意ください。••分電盤の前面に物を置くと、ブレーカーのレバーに引っかかって作動障害が発生し、火災の原因になる恐れがあります。絶対に物を置かないようお願いします。••電源を切らなければならない場合は、各々の配線用ブレーカーをお切りください。漏電ブレーカーやアンペアブレーカー、住宅情報盤の回路は切らないでください。••インターホン親機、ガス給湯器の配線用ブレーカーやアンペアブレーカー、漏電ブレーカーは、長期不在となる場合でも切らないでください。※「クイックマニュアル」…引渡し時にお渡ししている取扱説明書を簡易的にご案内したツールです。 感電の恐れがあるため、分電盤の内蓋は絶対に開けないようにお願いします。 漏電している器具に触れたり、ぬれた手で電気器具に触れたりすると感電が起こるため、十分にご注意ください。 インターホン親機の回路は、赤色のキャップを取り付けるなど、識別しやすくしています。「OFF」にすると、火災報知器や防犯センサーといった警報セキュリティ機能が作動しなくなるため、この配線用ブレーカーは絶対に切らないようにお願いします。カーが再び切れた場合は、この回路に原因があると考えられます。5) 4)の原因となる分岐ブレーカーは切ったままで、原因の回路のコンセントから全ての電気器具を抜きましょう。この状態で再度2)~4)に沿って操作し、原因となる分岐ブレーカーを入れ、異常が見られなければ、電気器具の方に原因があると考えられます。6) 電気器具ではなく回路の方に漏電の可能性がある場合は、ご自分で修理されると大変危険なため、必ず「アフターサポート」に挟み込んであるお問い合わせ先にご連絡ください。※契約容量はマンション全体の上限が定められているため、契約容量の変更は制限される場合があります。ご契約時の「重要事項説明書」をご確認ください。 分電盤の当初の契約電気容量(リミッター)は、分電盤本体または管轄の電力会社が提供する「料金のお知らせ」をご確認ください。電気器具の同時使用の状況によっては、容量が不足する可能性があるためご注意ください。契約容量の変更をご希望の場合は、最寄りの電力会社に直接お申し込みください。電気が切れた場合は、停電がご自宅だけなのか、居住しているマンション全体なのか、もしくは地域全体で起こっていのるかをご確認ください。ご自宅だけの場合はブレーカーをチェックし、停電範囲が不明な場合は管理会社や電力会社にご確認ください。感電にご注意!赤いキャップは「切らないで!」漏電ブレーカーの復旧方法••異常な電流が流れると、漏電ブレーカーが落ちます。その際は電気器具の故障、もしくは配線回路に原因があるため、下記の手順で復旧してください。••電子レンジ、ドライヤー、ホットプレートといった高電気容量製品を、1つの回路で2つ以上同時にご使用の場合は、一時的に許容量オーバーとなり、配線用ブレーカーが落ちることがあります。また契約電気容量を上回る電気をご使用する場合は、アンペアブレーカーが切れます。1) 漏電ブレーカーの漏電表示が出ていることをご確認ください。2) 電気器具やスイッチ、コンセントなどに人が触れていないことをご確認ください。3) 一時的に全ての分岐ブレーカーを切り、漏電表示ボタンを押してリセットします。4) 漏電ブレーカーを入れ、分岐ブレーカーをひとつずつ入れます。その際、いずれかひとつの分岐ブレーカーを入れた時に漏電ブレー注意注意電気容量には制限があります留意6設備機器

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