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29台風や地震などの自然災害に対応するためには、日々の心構えが大切です。テレビやラジオ、携帯電話などの台風情報、地震情報に注意し、災害情報を常に入手できるようにしましょう。台風への備え••強風により飛んできた物が窓ガラスや外壁を破損する危険性がありますので、ご注意ください。子どものおもちゃや植木鉢などがバルコニーに放置されていないかチェックしましょう。万が一落下した場合、通行人に当たるなど、二次的な事故の原因にもなるため、強風時には室内に入れるようにお願いします。••台風時はいつも以上に雨が吹き込み、雨水排水口に水が流れ込みます。排水口付近にゴミや物があると排水が妨げられ、水があふれる原因となるため、ゴミなどを取り除いてください。また、排水口が詰まっていても取り除けない場合は管理会社にご連絡ください。台風が近づいてきたら?••雨水の吹き込み防止のために、窓と給気口をしっかり閉めてください。••強風を伴う台風の場合は、サッシレールにたまったゴミなどが排水を妨げないようにしてください。風雨が強くなるとサッシレールに設けられた排水口から、水が室内に逆流する恐れがあるため、窓下にタオルを詰めるといった対応をしてください。••集中豪雨など、インフラの許容範囲を超える災害の場合、機械式駐車場の地下部分などに浸入した水が排水しきれない恐れがあります。下段(地下)をご契約の方は、念のため事前に車を駐車場から出しておくことをお勧めします。地震への備え••地震によってタンスや本棚が倒れたり、棚の上の物が落ちたりしてけがにつながる場合があります。また、食器棚の中の物が飛び出してくることも考えられます。落下物をなくすため、家具の上部に重い物や不安定な物を置かず、背の高い家具類は、なるべく転倒防止器具を使ってしっかり固定しましょう。••食料、飲料水、医療品といった非常持ち出し品を準備し、いつでも持ち出せる状態にしておきましょう。••地震によって発生する火災に備えて、家庭用消火器を準備しましょう。地震が発生したら?••ガスを使用中の場合は、地震がおさまってから消してください。••石油ストーブなどの暖房器具は地震がおさまってから消してください。••地震直後に慌てて外へ飛び出すと危険です。地震が完全におさまるまでは、テーブルなどの下に避難し、落下物による危険を避けてください。その際、机の脚が動かないように、しっかりと握っておきましょう。••避難場所へは、なるべく広い道路を通って移動しましょう。ブロック塀の付近、家の軒先などではブロック塀の倒壊、屋根瓦の落下といった恐れがあり大変危険です。また、電柱などが倒れてくる恐れもあるため、頭上に注意し、状況判断を的確に行いながら安全に避難してください。2自然災害への備え

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