30防災および安全な生活の確保※各感知器を監視する監視センターからは、警察や消防に自動通報されることはありません。監視センターから警備会社に出動が要請され、現地確認を行った警備員によって関係各署に通報されます。一刻を争う火災や事故が発生した場合は、消防・警察などに直接連絡してください。 火災・地震などの非常時は、エレベーターを使用しないでください。また非常時にエレベーターに乗っている場合は、速やかに最寄りの安全な階で降りてください。 エレベーターが、停電および地震を感知して最寄りの階に停止した際は、速やかに停止した階で降りてください。一定時間(メーカーにより異なりますが、おおむね約15秒)経過後に扉が閉まり、その後はエレベーター管理会社の点検が終わるまで復旧できません。 エレベーターの使用中、地震や故障によって閉じ込められてしまった際は「非常呼び出しボタン」を押してください。エレベーター外のブザーが鳴り、外部と通話できるようになります。••共用部分の扉や窓などを閉め忘れると、侵入される場合があります。忘れないよう必ず閉めてください。••日頃からご入居者同士のコミュニケーションを図り、普段見かけない人がいた場合は声をかけるなどの対応をお願いします。••長期間留守にされる場合は、郵便ポストへの新聞の投函を止めるなど、留守であることが分からないようにしてください。••来客の際はすぐに玄関ドアを開けずに、ドアスコープやドアガードをかけた上で確認を行ってください。••マンションの高層階であっても侵入された例があるため、施錠を行ってください。 緊急事態が発生した場合は、慌てず以下のように対処してください。 廊下などでガスのにおいがしたら、周囲の人に知らせ、すぐにガス会社へ連絡してください。 火災を発見した際は、すぐに大声で周囲の人たちへ知らせましょう。また、消防署へ通知する際は、火災現場の正確な位置や火災の規模、けが人の有無をはっきりと伝えてください。 事故を発見したら、すぐに大声で周囲の人たちに知らせましょう。パトカーや救急車を呼んだり、応急処置をしたりする必要のある場合は、周囲の人たちと協力し、速やかに対処してください。エレベーターには乗らないで! オートロックシステムやマグネットセンサーといった防犯に配慮した設備がありますが、日頃からの心構えも欠かせません。近隣からガスのにおいがするとき、異常を発見したときには!誤って警報器が鳴ってしまったとき••部屋内で誤って警報を鳴らしてしまったときは、慌てず、すぐに停止・復旧作業を行ってください。一般的には停止・復旧ボタンを押せば停止しますが、機種によって異なることがあるため、別冊の「取扱説明書」をご確認ください。警報作動から一定時間が経過、または非常押ボタンを押した場合は、監視センターに信号が入り、警備会社から確認の電話が入るため、警報が誤りであることをはっきりと伝えてください。••各住戸にあるガス漏れ感知器は、調理中に蒸発したアルコール成分などにも敏感に反応することがあります。料理にアルコールを使用する際は、換気扇を「強」で運転するなど注意が必要です。緊急事態への対応注意危険3防犯について
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