History − 歴史 −

1978年当時の阪急京都線「西院」駅
西浦孝治氏撮影/立命館大学アート・リサーチセンター提供(nshu1_202)
平安王朝の頃より、受け継がれた歴史。
平安京の後院から名を継ぐ「西院」。
西院は、平安時代初期、淳和天皇(786~840年)が後院として造営した淳和院に由来します。往時の大内裏(現:二条城周辺)の西に位置し、佐比大路(道祖大路、現在の佐井通)にも近かったことから「西院(さいいん)」と呼ばれ、付近一帯の地名となったとされています。以来、後世に「西院」の名を残すことになります。

平安京条坊図
王朝文化の面影を刻む淳和院跡「高山寺」。
現在、阪急京都線「西院」駅にほど近い高山寺には、淳和院跡の石碑が遺っています。かつて宮廷文化の中心として栄華を極めた淳和天皇の後院は、淳和天皇皇后正子の願いにより寺院となり後に廃絶しました。その地に開基された高山寺は、中世に洛陽六地蔵のひとつとして栄え、淳和院とともに古き西院の歴史を伝えています。

高山寺(淳和院跡)/約720m(2019年10月撮影)
淳和天皇ゆかりの西院の産土神
「西院春日神社」。
西院春日神社は、天長十年(833年)淳和天皇が淳和院(西院)に移った際に、勅諚により創建されました。西院の産土神として親しまれ、毎年10月の第2土曜日・日曜日には「春日祭」が行われます。祇園祭の原型といわれる剣鉾を差し、絢爛豪華な二組の神輿をかつぐ壮大なもので、無病息災・五穀豊穣を祈る賑やかなお祭りです。

西院春日神社/約1,020m(2019年10月撮影)
現代京都の都市基盤となった、
西大路通と日本初の路面電車。
西大路通は、明治末期から大正期にかけて行われた京都市三大事業※1での道路拡張に続き、市区改正道路(都市計画道路)として、日本初の路面電車となる京都市電の敷設とともに昭和14年に開通。南北に向かい真っ直ぐ整備された西大路通は、九条あたりから北では、五山送り火のひとつ左大文字を望むことができます。

1978年当時の阪急京都線「西院」駅
西浦孝治氏撮影/立命館大学アート・リサーチセンター提供(nshu1_202)
Present − 現在 −

都心の躍動に寄り添い、暮らす醍醐味。
縦横に京都を愉しむ
便利で快適なポジション。
碁盤の目のように京都の街を通る、大路・小路。その中で市街を南北に貫く西大路通に寄り添い、東西の大動脈五条通を身近にする「プレミスト京都西院」は、京都の中心を北東に、またJR「京都」駅※2方面を南東に望む立地。周辺には大型商業施設「イオンモール京都五条」(約400m)があり、快適な都市生活が楽しめるポジションです。

阪急京都線「西院」駅(約680m)
多彩な都市機能を享受できる、
暮らしのステージ、西院。
京都を代表するビジネス街、四条烏丸※3から、老舗百貨店「大丸京都店」※4で賑わう商業エリア、さらに美術館や劇場など多彩な施設を備えたビッグターミナルのJR「京都」駅。そんな京都の中心に寄り添うこの街は、穏やかな暮らしの息吹を感じさせてくれる。暮らしとビジネス、暮らしと繁華が上手に使い分けられる住ステージです。

[上]JR東海道本線「京都」駅(約3.6km)、[下]四条烏丸(約3.2km)
Future − 未来 −

京都リサーチパーク(KRP)/約600m
未来に拡がる街を享受する、暮らしの要。

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[1]京都リサーチパーク(KRP)/約600m、[2]春日通(佐井通)/約370m、[3]NICK STOCK 京都リサーチパーク店/約590m(提供写真)、[4]京都鉄道博物館/約2.1km、[5]京都水族館/約2.5km、[6]ハンナリーズアリーナ 京都市市民スポーツ会館/約1.7km、[7][8]梅小路公園/約2.0km
様々な開発が魅力的な京都駅西部エリアの
賑わいを傍らに。
周辺は、京都市が進める「京都駅西部エリア活性化将来構想」※5に伴い、京都リサーチパーク(KRP)※6を核とした産業の連携や、梅小路公園の再整備※7など多彩な事業が完成しました。また京都市中央卸売市場第一市場「賑わいゾーン」もオープン、さらなる地域の活性化が期待されます。

狭域立地概念図
創造を育むビジネス空間
「京都リサーチパーク(KRP)」。
2019年で地区開設30年を迎えた「京都リサーチパーク(KRP)」は、オフィスや実験研究スペース、会議室等を提供しており、約480社5,000人が集積する一大ビジネス拠点です。スターバックスコーヒー併設の大型複合書店「平和書店TSUTAYA京都リサーチパーク店」(約600m)などの商業施設も整っています。

京都リサーチパーク(KRP)/約600m
京都市中央卸売市場第一市場「賑わいゾーン」の1階・2階が商業施設となるホテルエミオン京都がオープン。
『京都市中央卸売市場第一市場整備に伴う「賑わいゾーン(水産事務所棟跡地の一部)」の活用に向けた取組の推進』として、地上8階建ての『京都の「食」と「職」をテーマにした商業施設とホテルの複合施設』が開業。
※参照:スターツコーポレーション株式会社プレスリリース(2017年11月6日)・京都市情報館HP
「京の食文化ミュージアム・あじわい館」
「京・朱雀 すし市場」
「京都の四季を五感で味わい、京都の食文化に親しむ!」をコンセプトに「みる・つくる・あじわう」の3つの機能を持たせた展示資料室・調理実習室・試食室を備えた施設。料理教室や、食文化についての講演会を実施しています。また市場内には新鮮な食材を使用したお寿司を味わっていただく「京・朱雀 すし市場」もあり旬の味わいが楽しめます。

京の食文化ミュージアム・あじわい館/約1,030m
※1:京都市三大事業:琵琶湖第二疎水開削・上水道整備・道路拡築と市電敷設
※2:阪急「西院」駅よりJR「京都」駅まで11分(「烏丸」駅で地下鉄烏丸線に乗換え)
※3:阪急「西院」駅より「烏丸」駅まで3分
※4:現地より約3,450m
※5:「京都駅西部エリア活性化将来構想」:京都駅西部エリアで高まる活性化の機運を確実なものとするため、2015年3月京都市は本地域将来構想の指針を策定しました。産・学・公・地域が長期的な視点のもと、エリアの活性化へ様々な計画を推進していくための共通ビジョンを定めたものです。(参照:京都市ホームページ、京都駅西部エリアまちづくり協議会ホームページ)
※6:KRP新棟建設(約600m)
※7:京都鉄道博物館(約2.1km)、JR「梅小路京都西」駅(約1,890m)、ビバスクエア京都〈アイススケートリンク〉(約2,100m)
※8:京都市中央卸売市場第一市場「賑わいゾーン」(約1,870m)
※掲載の航空写真は、2019年5月に撮影したものに、一部CG加工を施しております。
※所要時間は朝の通勤ラッシュ時のものであり時間帯により異なります。乗換え・待ち時間を含みます。
※掲載の情報は2019年10月時点のもので今後、変更になる場合があります。
※徒歩分数は80mを1分として算出(端数切り上げ)したものです。
※掲載の施設写真は、2019年8・11月に撮影したものです。
※掲載の狭域立地概念図は概略図ですので省略されている建物・道路等があります。