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良いものは、ちょっとしたことが、ちゃんとできている。

株式会社錢屋本舗 代表取締役社長 正木 裕也 氏

古くて新しい、多彩な顔を持つ錢屋本舗

近鉄上本町駅から徒歩5分ほどの下町情緒あふれる通り沿いに、レトロモダンな印象を受けるカフェを見つけることができます。中に入ると、壁には数多くのジャズのレコード。大きなテーブルとゆったりと座れるソファーでは、お客様がカフェオリジナルのコーヒーやプリンを楽しまれていて、そこだけ時間がゆっくりと流れているようです。カフェの反対側には、カフェとはガラリとイメージの違う空間が現れます。高い天井と、格調高い立派なカーテン、年代物のピアノに大きなアンプ、階段を上がれば数え切れないほどの本たち。古いものと新しいものが共存した、数々のこだわりを見つけられるギャラリーに出会えました。この場所では、ジャズライブをはじめとする数々のイベントが毎月のように開催されています。

錢屋本舗の魅力は、これだけに留まりません。階段を上ると2階には事務所、3階は貸しオフィス、4階は「錢屋塾」と、ビルのフロアごとに違う顔を見せてくれます。
4階の「錢屋塾」とは、お料理教室や様々なワークショップ、パーティーなどが頻繁に催されるイベントスペースのこと。お料理教室からものづくり教室、ヨガやピラティスまで、日常の 「普通」をほんの少し素敵にしてくれ、そのほんの少しの大切さを再発見できるワークショップが目白押しです。

今回は、上本町・株式会社錢屋本舗で多彩な取り組みを行う正木裕也氏に、上本町の魅力と企業としてのこだわりをお話しいただきました。

上本町で創業100年。「ちょっとしたことを、ちゃんとやる」

錢屋本舗の創業は明治43年、正木氏にとって曽祖父である初代社長が、手焼きせんべい屋として事業を始めます。正木氏は4代目。戦前はお菓子メーカーとして、戦後は食品ギフト会社として、次第に大きくなってきました。2年前の本館ビルリノベーションの折、正木氏は古いビルのあちこちにある「良い物」が目に入り、「良い物は、ちょっとしたことが、ちゃんとできている」と、改めて感じます。日本は、「普通」のレベルが高い。それが町の住みやすさや居心地の良さにつながるのなら、企業として、町を守る存在として、《最高の普通》を目指そう。この想いがそのまま、錢屋本舗の行動指針となりました。

カフェの案内にも、「ちょっとしたことを、ちゃんとやる」の言葉。錢屋カフェで出す食品は全て店内で調理され、テイクアウト商品はすべてこだわりの詰まったオリジナル商品です。正木氏の、「口に入れるものこそ、ちゃんとしたものを」という強い思いを感じます。

伝統芸能を現代に伝える、という役割

錢屋本舗では、南館にあるホールを使い、「錢屋寄席」や能のワークショップをプロデュースされています。なぜ「寄席」や「能」なのか? 正木氏に伺うと、町に根付いて発展してきた錢屋本舗の、《町の文化を守る》というひとつの役割が見えてきました。

「上本町には上方落語の発祥である生國魂神社があり、この辺りは落語家や能楽師の方がたくさん住んでおられます。人はいても、表現する場所が足りない状態です。ホールには折り畳み式の舞台がありますから、能のワークショップもできますし、寄席にも使える。地元の子どもたちに能や寄席に触れてもらえたら、という想いで、場所と機会を提供しています」

上本町の魅力とは?

正木氏は、生まれも育ちも上本町。ご本人曰く、「この町にいることが当たり前」なのだそうです。「上本町の最大の魅力は?」と伺うと、「歴史、人とのつながり、人情、それが全てあるところ」との返答。

「タワーマンションもたくさんできて、新しい住人もずいぶん増えましたが、下町の情緒はお金では買えません。文教地区と言われる通り、古い歴史もそのまま生きて大事に残されていますし、地元に住む人たちとも長くつながっています。みなさん親切ですし、温かいです。そんな下町的な良さはこれからも守っていきたいですね」

その言葉通り、錢屋本舗は本館リノベーションの際、古き良き時代のものを残し、次の世代へ継いでゆく意匠となりました。

会社でもないし家庭でもない、第3の場所として

上本町で暮らす人は様々ですが、最も多いのは子育て世代。大きな病院(※1)が近いこともあり、終の棲家として夫婦でマイホームを買って住むシニア世代が続きます。上本町は子どもが地域から守られ元気に育つにも、老夫婦が便利で豊かに余生を過ごすにも、居心地の良い暮らしやすい町です。

正木氏はこの町の中で、「会社でもないし家庭でもない、もう1つの第3の場所を提供できたら」と考えておられるそうです。錢屋本舗には、「ステレオは置く場所がないから捨てたけど、レコードは捨てられないから」とレコードを持ってこられる方や、家には置いておけない蔵書を寄付される方もいらっしゃるとか。そんな瞬間、この町に住む人々のコミュニティスペースとして、錢屋本舗が愛されていると感じるとのことです。

整備された美しい街並みが広がる一方で、正木氏が愛する「庶民感覚」が残る上本町。その素晴らしさを、そして錢屋本舗のこだわりを、ぜひ肌で感じてください。

株式会社錢屋本舗 代表取締役社長 正木 裕也 氏 (撮影場所:錢屋本舗 徒歩6分/約450m)
※1:大阪赤十字病院:約420m
※掲載の写真は2018年5月に撮影したものです。

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