BUSINESS STRATEGY
一歩先を行く、大和ハウス工業のこれまでとこれから
世の中の役に立つために。
次の時代を創り続けてきた大和ハウス工業。
戦後の住宅不足の解消から高度成長の後押し、環境問題の解決まで、時代ごとの社会ニーズに応えるさまざまな先駆的活動を推進してきました。
1955
戦後の住宅・資材不足
創業商品「パイプハウス」で日本の建築に革命をもたらす
大型台風による木造建物倒壊や木材不足の問題を解決する、鋼管(パイプ)を使った建築を考案。建築の工業化に先鞭をつける。

1959
ベビーブームへの対応
急激な人口増加に対応するプレハブ住宅を開発
ベビーブームで家が手狭になった世情に着目し、3時間で建つプレハブ住宅「ミゼットハウス」を開発。爆発的な人気を博す。

1962
住宅ローンの先駆け
マイホーム資金問題を解決する初の住宅ローンを提供
住宅の現金購入が一般的な時代に、民間金融機関と提携して日本初の住宅ローンシステムを考案して提供。マイホーム普及の牽引役に。

1976
モータリゼーション前夜
モータリゼーション時代を見据えロードサイド新市場を開拓
車社会の到来にいち早く注目し、ロードサイドの遊休土地の活用を推進。土地オーナーとテナント企業のマッチングを図る新事業をスタート。

1989
超高齢化社会への備え
超高齢化社会の到来に先駆けて医療・介護施設の研究機関を設立
安心して老後を過ごせる住環境を実現するべく、医療・介護施設に関わる問題を独自に調査・分析する「シルバーエイジ研究所」を開設。

2003
ネット社会の到来による物流変革
日本の物流の進化をリードする大型物流施設の開発を推進
入居テナントの細かな要望に応じるオーダーメイドの物流施設など、数多くの施設を開発。用地提案から施設の設計施工、運営までのサポートも開始。

2007
地球温暖化の進行
地球環境問題の解決に貢献するため風力発電事業に参入
深刻化する環境問題に着目し、21世紀は「風・太陽・水」の事業化が必要と判断。風力発電事業を開始し、その後、太陽光発電にも事業を拡大。

2007
少子高齢化による労働人口の減少
超高齢社会のQOL向上を図りロボット技術の活用を開始
少子高齢化による医療・介護現場や工場、建設現場での労働力不足を解決するべく、先端テクノロジーを使ったロボット事業をスタート。

©Prof. Sankai, University of Tsukuba / CYBERDYNE Inc.
HAL®はCYBERDYNE(株)が開発・製造する製品です。
2010
単独世帯の増加・女性の社会進出
安心・安全な賃貸住宅の提供で女性の社会進出を支援
単独世帯の増加と女性の社会進出への迅速かつ的確な対応を図り、業界に先駆けて防犯配慮型賃貸住宅の販売を開始。

2014
長期優良住宅の普及
繰り返し地震に強い画期的な建築の新デバイスを市場投入
耐震性能を持続させる独自の構造を持った建築部材「xevoΣ(ジーヴォシグマ)」を開発。構造体の強さを生かした住宅の天井高・大空間も同時に実現。

もっと世の中の役に立つために。
「アスフカケツノ」で、新たな価値を社会へ。
「ア・ス・フ・カ・ケ・ツ・ノ」(=明日不可欠の)をキーワードに、社会課題に起点にした事業戦略でさらなる世の中への貢献と自社の成長を目指します。
ア
ア=「安全・安心」
SAFETY, SECURITY
人々を災害から守る、確かな技術の建築を提供
明日、何が起こるか分からない時代に誰もが安心して暮らせるように、建築の技術進化を追求して安全な住宅を提供していきます。

ス
ス=「スピード・ストック」
SPEED, STOCK

建物の長寿命化への対応
リフォーム事業を推進するとともに、人の目で見えない部分までチェックする技術で改築精度を高め、長く住み継がれる住宅を目指します。
フ
フ=「福祉」
WELFARE
これからの人生を愉しむために、高齢者の暮らしをサポート
サービス付き高齢者向け住宅や福祉用ロボットの提供などを通じ、高齢化が進んでも人々が心安らかに暮らしていける住環境を提案します。

カ
カ=「環境」
ENVIRONMENT

風と太陽と水を活かし、サステナブルな社会へ
風力や太陽光、水力などの再生可能エネルギーを最大限活用し、スマートハウスやスマートコミュニティ事業などを推進していきます。
ケ
ケ=「健康」
HEALTH
毎日の暮らしをより健康で、豊かなものにするために
建築と医学の両面から、心身ともに健やかに過ごせる住まいと暮らしのサービスを追求。健康志向のライフスタイルをサポートしていきます。

ツ
ツ=「通信」
COMMUNICATION

建築技術のノウハウと、最先端情報通信技術の融合
建築技術とノウハウに先端情報通信技術を融合させ、より便利で快適に暮らせる新たな住環境を提供。またスマートハウスのプラットフォーム普及に向けて、異業種とのコラボレーションも積極的に推進していきます。
ノ
ノ=「農業」
AGRICALTURE
農業の工業化で、安全・安心な野菜を、安定的に供給
建築で培った工業化技術を植物栽培ユニットに応用するなど、安全・安心な食材の安定供給と農業全体の支援に力を注いでいきます。

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