INTERVEIW 06
お客様に感動を届けるやりがい
- 技術職
- 住宅系設計
KAZUKI HAYASHI

林 一樹
KAZUKI HAYASHI
2013年入社
工学研究科 建築学専攻修了

INTERVIEW 01
大和ハウス工業の入社動機
大学院では、人々の暮らし方の多様性を研究していました。たとえば単身赴任、シェアハウス、若者コミュニティなど、住まいの形は多種多様です。研究を通じて暮らしの原点が住居と考え、戸建住宅の設計の仕事に就きたいという気持ちを抱くようになりました。就職活動では、ハウスメーカー各社にアプローチしましたが、その中でポイントとしたのが、若いうちから物件を担当させてもらえること。大和ハウス工業は業績の好調さに加え、住宅の耐震性能など、その技術力の高さに注目していました。また鉄骨造、木造いずれの住宅も手掛けけている点も魅力的でした。入社の決め手は、内定の連絡をいただいたのが一番早かったためです。つまり、それだけ自分が求められているということであり、選考を通じて感じた印象の良さも、入社を決めた理由の一つです。
INTERVIEW 02
現在の仕事内容
私は戸建住宅の実施設計を担当しています。設計には、基本設計と実施設計の二つの業務があります。基本設計は、お客様の間取り等のご要望を反映した、文字通りの基本プラン。この基本設計に納得いただければ契約となります。契約後、外装・内装の色決めから、クロス、照明、エアコンの配置など、詳細にわたってお客様の要望をすべて反映させた最終図面を作成するのが、私が担当している実施設計です。この段階でお客様のご要望が変わることも多く、柔軟に対応していく必要があります。また多くの場合、着工日が決まっていますから、時間に制約がある中でもスピーディに進めることも求められます。建物が完成してお客様にご満足いただいたときが一番やりがいを感じるとき。わが家を見て、本当に感動している方を見ると、自分が人の役に立てたという実感があります。


INTERVIEW 03
忘れられないあの仕事
入社3年目に2世帯住宅を担当しました。当初、スムーズに進んでいた案件ですが、ある問題が起きたのです。バルコニーの物干しスペースで、当社から提案した設計内容にもかかわらず、建物の構造上、提案通りに設置することができず変更をお願いしました。端的に言えば、洗濯物の荷重に耐えられない屋根構造であり、他の方法を提案。しかしお客様は「数千万円の買い物をしている。今になって設計変更とはどういうことだ」とお叱りを受けました。当時私は入社から3年ほど経ち、多くの物件を担当する中で、一つひとつの家づくりに対する自分の考え方や姿勢が甘かったことを痛感しました。その経験から、お客様はもちろんですが、周囲の人に対する自分の言葉や説明に責任を持つことを強く意識するようになりました。住宅設計者としてターニングポイントとなった経験です。

INTERVIEW 04
今後のキャリアプラン
近い将来の目標としては、大和ハウス工業で家づくりをご検討されているお客様に対して、一から提案して契約にまで結び付くような仕事をしたいと思っています。まずは、基本設計を担当することが必要ですが、それに加えて、設計力だけでなく家づくりについての幅広い知識の吸収や、社内からの信頼が必要と思っています。大和ハウス工業には、社内で優れた設計士が認定される資格制度(ハウジングマイスター)もあり、自分の設計した住宅が社内コンペ等で評価されると、資格の選考対象となります。一人ひとりのお客様にとってオンリーワンの住宅を設計し、喜んでいただける設計士となり、いずれは社内外からも評価されるような住宅を生み出していきたいと思っています。
SCHEDULE
1日のスケジュール
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08:45
出社メールチェック、スケジュール確認
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09:00
ミーティング週一回、設計課全員で、担当物件の工程確認
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10:00
図面作成・資料準備①午後の打ち合わせに向けて資料の準備
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12:00
外出・昼食お客様先の近くでランチ
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13:00
お客様と打ち合わせ着工に向けた最終画面の説明、確認
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16:00
図面作成・資料準備②後日予定されている打ち合わせの準備
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18:00
退社
PRIVATE
休日の過ごし方

休日は、家で映画を観たり音楽を聴いたり、夜になると友人と飲みに行くことが多いですね。特に音楽は好きなのでライブによく出かけています。長期の休みは出身が関西なので地元に帰ることが多いですが、昨年は先輩に誘っていただき、スペイン旅行を楽しみました。今後も、国内外いろいろな場所に行ってみたいと思っています。