平成17年2月、旧阿蘇郡阿蘇町、同一の宮町、同波野村の阿蘇中部3町村が合併し、誕生した阿蘇市。「緑いきづく火の神の里～豊かな自然と笑顔あふれる国際環境観光都市を目指して～」をスローガンに掲げた町づくりが進めらています。阿蘇市は、平坦地が多い“阿蘇谷”と、起伏に富んで傾斜地が多い“阿蘇外輪山”地域で形成されています。阿蘇市全体が、阿蘇くじゅう国立公園に指定されており、阿蘇五岳を中心とする世界最大級のカルデラをはじめ、世界に誇る自然が残っているエリアでもあります。雄大な自然の中で、ハナシノブやスズランなど、稀少な自生植物の姿も見ることができるのも特徴です。　豊富な自然と継承されてきた文化を象徴するようなイベントも盛りだくさん。阿蘇神社（肥後一の宮）の農耕祭事の一つ“火振り神事”が告げる春の訪れとともに、“仙酔峡つつじ祭り”、“すずらん祭り”、“春のバラ祭り”など、花の祭典が開催されます。冬の時期の見どころは、芸術的な美しさで氷瀑する“古閑の滝”と、色とりどりの熱気球が夜空を彩る“ASOクリスマスバルーンフェスティバル”。秋の“神楽フェスティバル”は、阿蘇の伝統行事を代表するイベントの一つです。