第17回　乙九日（おとくんち）炎の祭典

今年で、第17回となる「乙九日（おとくんち）炎の祭典」が、北広島町雄鹿原（おがはら）地域の亀山八幡神社（分譲地より約13km）にて行われました。

室町時代の1421年から約8年続いたと言われる「雄鹿原（おがはら）の合戦」の舞台となった場所で、この地域を治めていた栗栖氏（広島県安芸太田町）と福屋氏（島根県金城町）との最終決戦場となりました。

その際、地元の人々は年貢など処遇のいい福屋氏を応援して、福屋勢が松明を松の木に結び付けて軍勢多数に見せかけ、栗栖勢を攻めたという言い伝えがあります。

「おとくんち」とは29日のことで、以前は9月29日にその年の収穫に感謝する祭事として行われていたそうです。


■「松明行列」・・・約5kmにわたり約350本もの松明が灯され、大変幻想的な光
　　　　　　　　　　　　でした。

■「神楽上演」

■「噴火花火」

　　　　　　　　　　　　　　　　　■目の前で、芸北の夜空に花火も打ち上げられ、大変
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 きれいでした。

■合戦に伴う「武者姿」

■「大松明の奉納」

　　　　　　　　　　　　　　　　　 　■「大松明の奉納」
松明行列の灯火を見たくて、私も、毎年この祭りに参加しております。

いつも参加すると、当時の戦場を垣間見るができ、何か室町時代にタイムスリップした懐かしい気持ちになります。

毎年9月の第4土曜日、亀山八幡神社で行われる祭りです。


●亀山八幡神社
【住所】：広島県山県郡北広島町宮地

※亀山八幡神社は、分譲地より約13km。
※上記掲載写真は、平成21年9月26日に撮影した写真です。

【編集・写真　osaka】