スタッフからの現地便り（2011年01月16日）｜ロイヤルシティ宮城蔵王リゾート｜田舎暮らし・別荘

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『干し柿』たまりませんなぁ・・・

更新日：2011年01月16日
カテゴリ：四季だより

『干し柿』

猛暑、酷暑となりました２０１０年の夏。全国的に、とある果物が豊作となっているようです。

それは「柿」。なぜに豊作なのか。。。と、少し調べておりましたら、
ここ数年はずっと「豊作情報」が続いているようで・・・。
ちなみに・・・去年は「木守柿」について書きましたし（汗）

私の目には、確かに今年は格別に柿の木に、
実が鈴なりになっているように見えるのですが、
皆様はいかがお感じでしらっしゃるでしょうか。
なんとなく、今まで注目されなくなって「きていた」食べ物に、
人々の目が行っているようにも思います。

▲平成２２年１２月撮影

柿は、そのままですと保存も利かないため、冬場の保存食として「干し柿」にします。
よく、「カビてしまった」とか「ただ真っ黒になった」と、
干し柿作りの失敗談を耳にすることがあったので、農家さんに聞いてみることにしました。

町内にある産直市場で、干し柿の作り方を伺ってみると、
一番に「太陽によく当てること」だそうです。

今年は歳末になっても気温が下がらず、干し柿作りには難しい陽気となっていますが、
それでも「太陽」の陽を十分にあびさせると、カビを防ぐことができ、
また紐にヘタを括り付けてから、ドロリと実が崩れ落ちるのも、
干し始めの表面の乾燥が足らないためだとか。

皮膜を上手に作ると、柿の表面へ次第に白い糖分が浮いてくるそうです。

干し柿は、お正月の「おせち」にも使われる長寿を願う一品。
昔から、「柿が赤くなると、医者が青くなる」という諺（ことわざ）がありますように、
「柿」、特に「干し柿」は栄養価に優れた「天然のおやつ」です。

柿の木は「木守柿」の所以の一つ、とても折れやすい木です。

高いところで青くならないよう、お気をつけくださいませ。