2019/06/08 2019年度第2回「吉野山の桜を保全する活動」を実施しました。 -大和ハウスグループ-
6月8日(土)に第2回目の吉野山桜保全活動を実施しました。
今回の活動はさくらんぼ拾い(種拾い)です。
例年、さくらんぼ拾いは、多くの方に声掛けを行い、地元の方や企業の方、一般の方など多くの方が参加されます。
今年は、約120名の方が参加し、うち、当社グループのボランティアスタッフとして29人の社員とその家族が参加しました。
目を凝らして落ちているさくらんぼを探しました
桜は交配しやすいと言われているため、シロヤマザクラが中心に群生しているエリアで母樹を定めて、その下に落ちているさくらんぼを拾っています。
今年は、実が大きく良質な種がたくさんありました。
さくらんぼは熟すと紫色になるため、地面に落ちると土の色と同化してしまい、見つけにくくなります。
参加した皆さんは目を凝らして、さくらんぼを探していました。
さくらんぼの果肉をとる作業
さくらんぼを拾い終わった直後に、雨がしとしとと降りはじめ、急遽、会場を吉野山ビジターセンターに移動しました。そして、午後は拾ったさくらんぼの「果肉取り」を行いました。
10分程度さくらんぼをザルにこすり付けると、紫色の果肉の中から白い種が顔をみせはじめます。
果肉取りの後は、皆さん思い思いに5粒程の種を選び、「どうか来年の春に桜の芽が出ますように…」と願いを込めながら、ポットに種を植えました。
今回植えた種は、来年の春に芽が出る予定です。一つでも多くの桜の芽が出て、吉野の山に還り、また私たちを魅了してくれることを願っています。
実の詰まっている良質な種が水に沈みます
鉢に自分の名札をさした後に、手を合わせて願いを込めている方もいらっしゃいました