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11 住宅事業(4)分譲マンション

分譲マンション
 日本では都市部の地価が下がり、新規マンション分譲の都市集中が続いています。新築マンション市場は、都心立地の大型・超高層物件に人気が集まる一方、地方圏や郊外型マンションはふるわず、4年ぶりのマイナス成長となりました。単体の分譲マンション販売は当期、戸数にして前期比11.4%減の3,669戸となりました。
 日本のマンションの過半数が首都圏に集中しているのに対し、私たちが販売するマンションは全国に広がっています。当期、首都圏では、単身者・シニア世代、SOHO、投資用などの新しい需要が生まれている床面積30〜50平方メートルの都市型コンパクトマンションに注力しました。地方都市においては、地域のニーズを踏まえた良質なマンションの分譲を進めました。また、商品面での統一ブランドDシリーズを強化し、立地とスケールによる4つのグループで、性能基準等の統一・強化を図りました。中でも、構造体と内装を別設計とするスケルトン・インフィル(SI)設計を全国で積極的に採用しました。またマンション管理は、日々の暮らしのサポートと、資産価値の維持向上という二つの面から非常に重要です。その全てを担当するグループ会社のダイワサービスでは、24時間戸別管理システムや、40年の長期修繕計画の提案などを充実させ、管理戸数6.0%増の36,207戸となりました。

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マンション/着工数と販売・累積戸数の推移 マンション事業の特徴
マンションの受注・販売戸数の推移(大和ハウス工業単体)
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