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11 商業建築事業

土地オーナー顧客は20,000名を超えました。
images  2002年度の建設投資は60兆円を割り込みピーク時の67.3%にまで落ち込みました。 中でも政府建設投資は、前年度比10.2%も減少し、比較的官公庁からの受注が多い建設会社の業績に大きく影響しました。一方、民需が大半を占める私たちは、 郊外型複合・大型商業施設やロードサイド店舗、商業ビル等を建設するLOCシステムの実績が21,000件を超えるなど、当期単体で4.5%の受注増(2,250億円)を達成しました。 しかし残念ながら、連結売上高は前期比4.9%減の2,480億1,300万円、営業利益は同3.9%減の176億3,100万円にとどまりました。
売上高/営業利益 セグメント別/従業員数と一人当たり営業利益
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流通店舗
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 流通店舗部門のLOCシステムは、土地オーナーと出店希望企業をビジネス建築で結び、市場調査・企画立案・各種許認可から、設計・施工・管理運営までを総合的に行う土地活用コンサルティングです。立地条件や市場調査分析に基づいて、大型の商業施設からロードサイド店舗、ショールームやアミューズメント施設まで幅広くコーディネートし、土地オーナー顧客は約2万名、出店企業は3,140社に上ります。また、全国に広がる土地オーナー会の会員数は4,300名を数え、出店希望企業も約36,000社に達するなど、ますます事業が広がっています。当期は大型商業施設として、首都圏近郊の「湘南モールフィル」や、沖縄県初のアウトレットモール「あしびなー」などを開発しました。

鋼管構造・建築
 一方、工場やオフィスビル、物流センターなど、広くビジネスニーズの建築を行う鋼管構造・建築部門は、HACCP対応の食品工場や病・医院など特殊な設計配慮を要する建築でも多くの実績を上げています。また高齢化により急増する医療・介護関連施設については、シルバーエイジ研究所がこれまでに700件を超える実績を上げ、市場のリーダーシップを担っています。
建設投資(民間/政府)と民間商業建築物(着工床面積)の推移 売上高有利子負債比率 シルバーエイジ研究所実績内訳
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Daiwa House group
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