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11 観光事業

全国に広がる29のダイワロイヤルホテルズ
images  日本のホテル業界は、新規開業が増える一方、旅館・老舗ホテルの廃業が続きました。当期は、ホテル部門の宿泊者数が前期比13.9%増(270万人)、客室稼働率が同5.5%ポイント増(45.3%)となり、またゴルフ部門でも利用者数が2.9%増(36万7,237人)となるなど、前期に引き続き業績が拡大しました。この結果、全体として売上高が7.0%増の519億300万円、営業損失も8.9%改善の39億6,800万円となりました。
売上高/営業利益 セグメント別/従業員数と1人当たり営業利益
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 ホテル部門では個性化をテーマに、宿泊・飲食・宴会ともホテル独自の企画に注力しました。宿泊部門では、インターネットを利用した予約システムの充実と海外からの積極的な集客拡大を図り、外国人宿泊者数が全体の6.5%・約18万人に達しました。また、リゾートウェディングが好調なため、当期もチャペルの新設を進め、婚礼関連の利用者数が前期比16.1%増の20万7,222人と高い伸びとなりました。
 チャペルの設置率は当期末で82.8%(24ホテル)となり、今後も各種婚礼関連の催しに力を入れていきます。一方、物販では日本の慣習であるおせち料理を宅配するサービスが好調で、各ホテルから郷土色豊かな約18,000セット(前期比40%増)の販売などを行いました。
 ゴルフ部門では、インターネットでの予約システムを充実させ、プレーの曜日・時間帯別利用料金制度を新たに導入するなど、各ゴルフ場独自の企画を充実させました。この結果、ゴルフ場利用者数は2.9%伸び36万7,237人となりましたが、一人当たり利用単価が前期比8.4%減の12,387円となったことから、売上高は同5.4%減の47億2,700万円にとどまりました。
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宿泊者数(日本人/外国人)と客室稼働率 婚礼関連利用者数とチャペル設置数
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Daiwa House group
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