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日本のホームセンター業界は流通業の中でも成長分野で、2002暦年の市場規模は前年比1.5%増・3兆8,630億円となり、過去最高を記録しました。私たちは当期、4店の新規オープン、不採算の既存店舗2店の閉鎖で、より効率的な店舗運営を目指しました。店舗面積は13.7%増(16万6,239平方メートル)、年間来店者数は21.1%増え、初めて2千万人を突破しました。その結果、売上高が前期比14.7%増(521億5,900万円)の大幅な伸びとなり、営業利益も同1.4%増の3億500万円に達しました。
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取扱商品は、インテリア・エクステリア用品から、ガーデニング・アウトドア・ペット・レジャー・日用品まで幅広く、さらに、エコマーク認定など環境に配慮した商品や自社企画商品も多く取り揃え、日本のホームセンターの平均取扱点数約31,000点を大きく上回る50,000アイテム(1店舗平均)に上ります。またDIYにも力を入れ、一般ユーザーはもちろん、プロ向けの資材・工具までの豊富な品揃えで、大工等、建築施工業者の利用が多いのも特徴です。
当期はそれに加え、拡大するリフォーム市場に対応して、住設機器の展示販売と、建築・インテリア・造園等の専門家による増改築相談を強化しました。新規オープンの千葉北店では首都圏最大級の広さを活かし、室内のリフォーム事例や、外構・エクステリア提案、バリアフリー仕様などの豊富な実例と、設備資材のショールームを併設したリフォーム館を設置しました。
今後も、全国チェーンでのスケールメリットを活かした品揃えと、地域のニーズに密着した店舗運営の両立を差別化のポイントに、2005年度50店舗体制に向け事業を拡大していきます。 |
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