「眠り」に関する、こんなお悩みはありませんか?
多くの人が抱える「眠り」のお悩み。
大学×ハウスメーカーが考えた「質のよい睡眠」をとるための空間とは…?
私たち現代人にとって根深いのが、「眠り」に関する悩み。
多くの仕事や家事、学びなどで夜更かしが当たり前になりがちな都市型生活の中で、人の眠る時間はどんどん減ってきています。中でも、世界で一番睡眠時間が短いといわれているのが日本人。また、厚生労働省の国民健康・栄養調査によると、「睡眠で休養が十分にとれていない」と感じている方の割合は、2012(平成24)年は16.3%でしたが、2017(平成29)年には21.9%(※)と、5年間で5.6%も増加しています。
※平成29年度 厚生労働省 国民健康・栄養調査報告書より
睡眠には、
●カラダへの効果…成長ホルモンの分泌が活発になり、皮膚・筋肉の新陳代謝や、内臓の修復が行われる
●ココロへの効果…思考や記憶などの知的活動を行う大脳を休息させて機能を守る
という大事な役割があり、健やかな心身を保つためには欠かせないもの。
ぐっすりと深く眠る=「質の良い睡眠」がとれるほど、その効果は大きくなります。反対に、眠りが浅い=「質の悪い睡眠」が続くと、朝起きられない、集中力が続かない、お肌の調子が悪いなど体のリズムが乱れるだけでなく、本来私たちに備わっている免疫力や新陳代謝などの機能が低下し、思わぬ疾病を招いてしまう危険性もあるのです。
ダイワハウスは、「健康を維持・促進する住宅」の実現に向けて、2006年から奈良県立医科大学と共同研究を進めてきました。
ハウスメーカーとして、住まいの大切な場所の一つである「寝室空間」を、心地よく過ごしていただけるものにしたい。
そう考えながら開発を進める中で、「質の良い睡眠」を得るために必要な3つの要素が明らかになりました。
良い睡眠のためのポイント①
私たちの体には、昼と夜を作り出す1日のリズム(体内時計)=「サーカディアンリズム」が備わっており、その周期は本来25時間だといわれています。しかし1日(地球の自転)は24時間のため、そのままでは体内時計がずれていき、次第に夜型になってしまうことに…。
これを解消するのが「光」。起床後のなるべく早い時間帯に、太陽光(高色温度・高照度の光/人工灯なら白色LEDなど)を浴びると、覚醒効果があると同時に、体内時計がリセットされることがわかっています。また、朝の光を十分に浴びると、夜には体内で「メラトニン」というホルモンが分泌されます。メラトニンは、誘眠・体内時計の調整など、睡眠に関する良い働きを促すだけでなく、美容や健康、発育などにもさまざまな作用をもたらしてくれます。
良い睡眠のためのポイント②
人体は、カラダの深部体温が下がると入眠しやすく、体温が上がると目覚めやすいことがわかっています。このサイクルに合わせて、室内の温度も睡眠中は少し低めになり、目覚める時には適温まで上がっていれば心地よさに繋がります。また、起床時に布団の中と外の温度差が激しいと、精神的に起きづらくなるだけでなく、ヒートショック(激しい温度差により血圧が大きく変動すること)が起きる危険性があります。
良い睡眠のためのポイント③
朝起きたら、くしゃみや鼻水が止まらない…というような、アレルギーのお悩みを持つ方も年々増えており、浅い眠りの原因となっています。心穏やかな睡眠のためには、空気を清浄な状態に保つことも大切な要素。ほこりやダニ、花粉などアレルゲン要素を除去、または無害化できるような対策が必要です。
良い睡眠習慣は、住む人みんなを幸せにする
ぐっすりと眠り、朝は光を浴びてすっきり起きる習慣は、こんな健康効果をもたらしてくれます。
寝室は、カラダを休めるだけでなく、ココロまで安らげる空間であってほしい。
常に快適な寝室で過ごしていただくためには、枕や布団など、「モノ」をただ揃えるのではなく、日常活動の中で、それぞれのシーンで求められる「光」「温度」「空気」を実現できるような、トータルな「寝室空間」を提供することが、私たちハウスメーカーに求められていると考えました。
こうして発表されたのが、Natural eyeの快適睡眠ルーム【寝GOO楽(ねぐ~ら)】。
すこやかに眠り、気持ちよく目覚めるための「寝室のあり方」を提案した空間は、2014年度のグッドデザイン賞を受賞しています。
寝室が、いちばん好きな場所になる。【寝GOO楽(ねぐ~ら)】
寝GOO楽は、トータルコーディネートされた寝室空間で、上質な眠りと目覚めをお届けします。
7つの機能を連動させ、光・温度・空気で、お休みからお目覚めまでを心地よくコントロールします。
【快適な寝室空間をつくる7つの機能】
①スリープフレグランス
心地よい眠りをもたらす香りを演出。眠りのためにブレンドされたエッセンシャルオイルを眠りのタイプに合わせて3種類からセレクトできます。
②紀州備長炭クロス(ダイワハウスオリジナル)
独自開発した備長炭入りのクロス。心を穏やかにする落ち着きのある色合いです。においの吸収や空気清浄の効果でぐっすり眠れます。
③アラームクロック
眠る時間や起きる時間を4つまで設定可能。起床時のアラームはもちろん、設定時刻に合わせてカーテンの開閉や・照明の ON/OFF を無線でコントロールし、快適な入眠や起床ができる環境をつくります。
④電動カーテンレール
アラームクロックに設定した起床時刻に合わせて、自動でカーテンが開きます。天気の良い日は朝日を浴びて、さわやかに起床することができます。
⑤アレルゲン対策絨毯
素足でも冷えない素材で、起床・就寝時のヒートショックを防止。また、アレルゲンを無害にする加工で寝起きに咳やくしゃみなどで不快な思いをすることもありません。
⑥色温度可変照明
就寝時は低色温度・低照度の光で、光源が目に入らない間接照明に。起床時は高色温度の光(太陽の白っぽい光)にコントロールして、すっきりとした目覚めを促進します。
⑦快眠プログラム搭載エアコン
夜は室温を下げて寝つきを良くし、深い睡眠を誘います。朝は室温を上げて、カラダが目覚める準備を。特に冬はあらかじめ部屋を暖めておくことで、ヒートショックのリスクを軽減できます。
①スリープフレグランス
②紀州備長炭クロス(ダイワハウスオリジナル)
③アラームクロック
④電動カーテンレール
⑤アレルゲン対策絨毯
素足でも冷えない素材で、起床・就寝時のヒートショックを防止。また、アレルゲンを無害にする加工で寝起きに咳やくしゃみなどで不快な思いをすることもありません。
⑥色温度可変照明
就寝時は低色温度・低照度の光で、光源が目に入らない間接照明に。起床時は高色温度の光(太陽の白っぽい光)にコントロールして、すっきりとした目覚めを促進します。
⑦快眠プログラム搭載エアコン
夜は室温を下げて寝つきを良くし、深い睡眠を誘います。朝は室温を上げて、カラダが目覚める準備を。特に冬はあらかじめ部屋を暖めておくことで、ヒートショックのリスクを軽減できます。
※掲載の設備写真はメーカー参考写真です。
【寝GOO楽】のコンセプトを軸に、さらに進化を続けるダイワハウスの「寝室空間」。現在は、カラダに風が当たらない輻射冷暖房と色温度可変照明を組み合わせた新たな寝室スタイルの提案や、IoT(インターネットを経由する通信)を活用した新たなシステムなどの開発も進んでいます。
【Natural eye】プロジェクトは、これからもハウスメーカーだからこそ実現できる「寝室空間」を、
そして新たな「住宅空間」のカタチを考え続けます。