普段は通ったことのない道をあえて選んで、ちょっと遠回りしながら風景を楽しんで目的地を目指すのも休日サイクリングの贅沢ではないでしょうか。
豊洲運河を渡り枝川を抜けて、大きな倉庫も立ち並ぶ、塩浜へ。この塩浜と深川を繋ぐ、白妙橋(しろたえばし)を走っていると目に入る、平久水門と空色の雲雀橋(ひばりばし)。これらの橋付近は、船溜まりとなっており屋形船が泊まっている。どこかレトロな下町風情を感じられるこの光景は、コアな街歩き好きの方々の間では密かに人気を集めるスポットだそう。ほんの10分程前には豊洲の街で高層ビルに囲まれていたことを思うと、下町情緒を誘うこの光景に妙に惹かれる気持ちも納得。