CASE 18 事務所・工場
株式会社公清企業 様
北海道札幌市
BUSINESS SCOPE
環境のため、地域社会のために
“必要とされる仕事”に邁進できる施設
- 建設地: 北海道札幌市/石狩市
- 建物用途: 事務所/工場
- 敷地面積: 8,336m2(2,521.64坪)/3,408.11m2(1,030.95坪)
- 延床面積: 4,335m2(1,311.33坪)/981.38m2(296.86坪)
- 竣工: 事務所:2024年6月/工場:2025年6月
- 建物概要: 事務所:2階建て/工場:平屋造
THE APPROACH
環境衛生からリサイクルへ
数々の視点から社会インフラを下支えする企業
白石営業所
白石営業所
紙おむつリサイクルセンター(石狩市)
北海道札幌市の環境衛生事業に取り組まれ、約70年にも及ぶ実績と地域からの信頼を積み重ねてこられたのが株式会社公清企業様です。1960年代半ば、札幌市内でも下水道の普及が進んだことから、行政から民間への委託が進んだ一般廃棄物の収集、道路清掃、破砕工場の維持管理、下水処理場関連の運搬業務などに従事。行政と連携を深めながら環境衛生事業を推進したことにより、同社には多様な技術やノウハウが醸成されていきました。こうして得た“企業の財産”をさらなる事業展開に活かすべく、業界に先駆けて精力的に取り組んでこられたのが、先進のリサイクル事業です。
道内初となる廃油処理センターの操業開始を礎に、90年代半ばには多岐にわたる廃棄物を処理・再生する施設(エコパーク・第2エコパーク)を開設。なかでも特に注目を集めているのが、石膏ボードリサイクル工場で、社会課題化している廃石膏ボードをセメント原料や土壌改良材、製紙原料に至るまで再生しています。
こうしたリサイクル事業の他にも、数々の視点から社会インフラを下支えされている公清企業様。下水道を中心とした維持管理業務、生活道路や上下水道管の工事などにも、長く確かな実績を積み重ねられています。
公清企業様では今回、2つの施設整備を計画されました。一つは、それまで2ヶ所に分散していた廃棄物収集車の拠点を統合し、業務と人員配置の効率化を目指す新営業所の建設です。本社近隣の交通利便性が良好な土地を確保され、事務所と約80台分の駐車スペースを中心に、帰社した車の洗車~給油~駐車がスムーズに行える機能性を備えています。そして、もう一つは、新たなリサイクル事業の拠点づくり。隣の石狩市からの要請を受け、病院や介護施設から発生する紙おむつのリサイクルを行う専用プラントの建設計画です。超高齢社会への貢献という点で、いま全国的にも注目を集めています。
CLIENT VOICE
新たに誕生した2拠点が
将来の希望と可能性を育みます

株式会社公清企業代表取締役社長 福田 年勝 様
高度経済成長期の1957年、全国的に各種ライフラインの転換が進む中、し尿塵芥処理業務に従事していた北海道札幌市の個人事業者が集まり発足された『札幌清掃企業組合』が、当社のはじまりです。その後、事業内容・規模や従業員数など変遷を重ねながら、2019年には株式会社公清企業に改組。いまでは、環境や社会インフラに関わる幅広い分野に事業展開しています
私たちが70年近く積み重ねてきた歴史は、常に市民の暮らしに“必要と言いきれる仕事”を追求してきた証なのです。地域社会になくてはならない企業として、絶えず進化を続け、いまでは環境や社会インフラに関わる幅広い分野に事業を展開しています。
いわば、“エッセンシャルワーカー集団”とも表現できる当社ですが、それには、これまで社会インフラの充実や法改正に伴う廃棄物行政の変化などが大きく影響しており、札幌市と連携しながら取り組んでいった数多くの努力の賜物だと感じています。特に近年、力を入れているリサイクルも時代とともに変化。1991年のリサイクル法(再生資源の利用の促進に関する法律)の施行より、廃棄物の処理は、『燃やす』から『いかに資源を取り出す』かに大きくシフトしてきました。いま、事業化を加速させている紙おむつのリサイクルについても、高齢化が進むとともに、介護施設や病院などからの廃棄量増加が予想されています。これらは、含水率が高く処理が困難で、焼却施設にも負担がかかることから、リサイクルへの期待が高まっているのです。
2024年に計画した新営業所(白石営業所)の開設が、大和ハウスさんとの出会いでした。業務と人員配置の効率化が図れ、本社と連携が
取りやすい立地に確保した約4,300m2の土地に、事務所棟、駐車場、洗車・給油施設を機能的に配置できるよう提案いただきました。また、周辺地域の防災対策にも役立つ機能も備えており、一層の地域貢献が果たせる施設になったと満足しています。
こうした経緯から、石狩市の要請を受けて紙おむつのリサイクル施設の建設を計画した際も大和ハウスさんにお願いすることに迷いはありませんでした。何より限られた工期にしっかりと対応いただき、必要な機材機器の機能的な配置を実現した施設が完成しました。いま、先進のリサイクル施設として道内外からも関心を集め、完成後は道内外から多くの方が施設見学に訪れています。今後も私たちは、みんなのために、環境のために、地球のために。『必要と言いきれる仕事』に邁進してまいります。
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