2004 Annual Report Print [PDF] English
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社長メッセージ(2)
 
 
ビジネス分野へは、優れたコンサルティング力で。
 
商業建築の分野は、住宅事業に次ぐ力のあるコア事業です(連結売上高比率:22.0%)。建設投資がピーク時の約2/3に落ち込み、毎年建設業者の約1%が倒産するという厳しい環境の中で、2003年度も11.7%の連結売上増を達成するなど、高い技術とコンサルティング力が評価され、利益に大きく貢献しました。

流通店舗事業は、土地オーナーと出店希望企業を結ぶ資産コンサルティングサービスを基盤に、22,000件の建築実績と3,160社の出店企業、約5,000人の土地オーナー会会員数を誇ります。土地診断から事業計画、テナント仲介、施設建設・管理までの一貫したサポートで、大型化のニーズが高い商業施設や法人の跡地利用を積極的に推進しています。さらに、店舗の改修や再建築によるストック活用を新たなビジネスチャンスとして、新規出店のフロー市場と併せて注力していきます。

また鋼管構造・建築事業では、工場・店舗・オフィスビル・倉庫・学校・病院などに多彩な実績を擁します。最近の市場ニーズは、物流施設の集約・多機能化や、ビルのリニューアル、食品工場の安全性確保や診療所の新規開業など、より専門的なノウハウと技術が要求され、私たちが得意とするビジネス分野が拡大しています。また、高齢化の進展により介護・福祉関連施設へのニーズが多様化する中、シルバーエイジ研究所では専門性を活かした提案を積極的に行うなど、これまでに培ったコンサルティング力をさらに磨き、競争力強化を図っていきます。

当社の最大の資産は「社員」です。年齢・性別・身体的能力などの垣根を取り払い、教育・研修を充実させ、能力ある人材は積極的にリーダー登用し、社会から尊敬されるプロフェッショナル集団に育ててまいります。お客様から愛され、社員が高い誇りを持てる企業風土を育み、グループの中核企業として「大きな夢」のある会社にしていきたいと考えています。
 
代表取締役社長 村上 健治
 
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