バスタイムの20分で、
元気とキレイに差がつく

なんだか調子がいまひとつ…と感じたら、春先の変化に体がついていけていないサインかも？　バランスを整えるためのバスタイム、始めましょう。一番大切なポイントは、きちんとバスタブにつかること。温度はややぬるめ、37～39度に設定し、心臓に負担がかからないように半身浴で、20～30分を目安に入ります。

「この条件なら脱脂しすぎないので肌にやさしく、副交感神経が優位に働くことで全身がリラックスできます。質の良い眠りにつけるし、免疫力アップも期待できますよ。また、汗をじんわりかく温度なのでシェイプアップにもつながるんです」と小泉さん。

忙しいとついシャワーで済ませがちですが、そんなときこそ、たった数十分で差がつくバスタイムをしっかり活用しましょう。

気分や体調に合わせて、
いろいろな入浴剤を楽しもう

シュワシュワと炭酸が発生して血行をよくしてくれるバスボム、たっぷりの泡に包まれてリラックスできるバブルバス、スキンケアできるオイル入りのバスクリーマーなど、色も香りもバラエティ豊かな入浴剤。小泉さんには、敏感になりがちな春先の肌にもやさしい天然素材を使用した入浴剤を教えていただきました。

「花粉やほこりで肌トラブルが気になる方は、肌あれにいいとされる『桃の葉』入り入浴剤を。ストレスをやわらげる香りの『野ばら』入り入浴剤や、血行を促進するといわれる『べにばな』入り入浴剤もおすすめです」

その日の気分や体調に合わせて選べるよう、いろいろなタイプを揃えておけば、毎日のバスタイムがもっと楽しくなりますね。

※入浴剤によっては浴槽に影響を与える場合もありますので、注意書きを事前に確認してお使いください。

デリケートになりがちな肌を
やさしく洗うバスグッズ

気候が不安定な時期は、肌もデリケートになっています。体を洗うときも刺激を与えないように気をつけましょう。

「和紙でできたタオル、こんにゃくでできた洗顔用のスポンジなど、天然素材のバスグッズならやさしい使い心地で角質ケアができます。大切なバスタイムのために、グッズ選びにもぜひこだわってみてください。そしてお風呂上りにはすばやくスキンケアを。肌に水分が残っているので、クリームなどがなじみやすいんです」

ボディをケアしてほっと一息つくころには、1日の疲れがリセットされているはず。心身のバランスをしっかり整えて、明日はもっとイキイキと過ごすために。新しい季節に向けた癒しのバスタイム、ぜひお試しください。

※入浴時間や入浴方法、身体への影響や効果・効能については、個人の体調や体質により異なりますので、ご注意ください。